一枚のチョコレートの描写から。
・虎に翼 6月6日の回より
アメリカ人が分け与えてくれるチョコレートの甘さ、の苦さ。(花江で表現されていたもの)の先にあるもの。の描写。
戦勝国も、たくさんのものを失っている。ということもだけれど、ナチスの存在。朝ドラなどで戦争の描写があるとき、日本の状況は描写されども同盟を組んでいたナチスドイツへの言及があるのは見たことがない気がする。ホロコーストは同時代に絡み合っているし、日本に勝ったアメリカにもたくさんのユダヤ人がいたといことを、今回の言及によって改めて自覚した気持ちである。
敗戦・焼け跡の日本、について書いたけれど、もちろん、大日本帝国による加害の歴史についても私たちは常に考えなければならない。(アメリカ兵に対して、という上記文脈上記のことと、植民地に対しての暴力的支配という点においてと、である)
SNSの短さで書き表すのが難しかったからこちらに書いたけれど、十分に書けたとは思えない。私なんかが語るには勉強不足で力不足。それでも、知って考えて書く、を繰り返してゆきたいと思う。私自身があの戦争について、思考を留保してきたところがあるように思って。「戦争反対」をより強固にするために、知らなければならないことがたくさんあるように思う。