断片


ゲンロン16が届いたので、まずは「ウクライナと新しい戦時下」(東浩紀)から読む。

戦時下に平和を語ることの困難。人々の生活そのものを呑み込んでしまう戦争の、その恐ろしさ。

今週の虎に翼も、(一方で戦争は進行する・一方で市民生活は続く、ではなく)戦争を呑み込んで営まれ続ける市民生活、なのだと思うのだけど
なにかこれを簡単に結びつけるのも能天気すぎるような気がして、うまく書けない。
現在進行形のウクライナの現状、というのも勿論あるし、これは日本がもし戦争に巻き込まれたときに起こり得る事象だ、という、のっぴきならなさがある。

この文章は、特集冒頭で書かれているような戦争への語りの「型」から外れている。表象文化論、と紹介されているのも見た。
なるべく多くの人がこの文章を読むといいなと感じる。

断片的な情報をうまくSNSに嵌める自信がなく、とりあえずのものをこちらに。
特集をすべて読んだ後、またきちんとまとめなおしたいと思う。

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