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自分が適応障害になるなんて思わなかった①

どうして私は適応障害になったのだろう。

新卒で入社して、半年で休職をした。

理由は先輩からのいじめ、周りから理解されない苦しみだった。

しんどいと思ったとき、課長に相談したら「それは考えすぎじゃない?俺らの時代は暴力があった。」

半年に1回、各上長との面談でも、課長に相談したら、「もっと自分から歩み寄らないとだよ。」

私、沢山話しかけてたよ。業務のこと以外でも、先輩の趣味とか、いろいろ聞いてたよ。それでも、入社して3か月でいじめられてた。

自分の何がいけなかったんだろう。何が足りなかったんだろう。

そんなことを考えていたら、電車が通った時ふと、「今なら、線路に飛び込める」そんな考えがふと浮かんだ。ものすごく怖くて、でも両親に相談するのも苦しかった。

たまたま、1年ぶりに親友と会った時、自分のことを何も話していないのに、「ねえ、大丈夫?私の前からふっと消えないでね。」

そう言われた瞬間、今の私はこのままいくとだめだ。と、目が覚めた感覚だった。翌日、有給休暇を使って、メンタルクリニックへ行った。

抑うつ状態「適応障害」だと言われた。

「あぁ、病気だったのか。」なぜかすごく安心したのを覚えてる。医師からはすぐに休職、もしくは退職を勧められた。

けれど私は、「働く」ことを選んだ。

病院へ行った翌日、課長、部長と面談をした。しんどくなる前に、言ってもらえれば、何とかする。その言葉に安心した。

ある日会社で、動悸に襲われた。手も震えそうだったから、課長に相談した。課長からは、「寒いから震えてるんだよ。気のせい」そう言われて、どうしようもなくなった。

以前から、どうしようもないと思ったとき、会社のお手洗いで泣いていた。この時は20分以上、お手洗いから出ることはできなかった。

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