好きな唄の「本来の力」
昔から音楽が大好きだった僕ですが、ヴィジュアル系というジャンルに出会った瞬間、感じたことのなかった”好き”のスイッチが押されました。
当時は歌詞の意味とかよくわからなくて、というか歌詞を考えて聴くという概念を持ち合わせていなかったので単純に音が、メロが、声が、お洒落な単語が格好いいなって尺のみでひたすら聴いていました。
ラルクとかGLAYから始まり、Janne Da Arc、Dir en greyへ。
ガゼット、アヤビエ、baroqueなど聴き。
あと、沢山のバンドに手を伸ばしてました。
どんどん嗜好が変わっていってどんどん雑食になっていって、今は多ジャンルを聴きますが、年齢を重ねて素敵だなってより思ったバンドがひとつ。
UVERworldです。
熱いメッセージとパフォーマンス。刺激的で一気にハマりました。
ただ、いっつも何か始めようとか、もっと頑張らなきゃとか、もっと勉強しなきゃとか、今の自分ではダメでもっとできる人間にならないとって思ってて、そのきっかけとするためにUVERの好きな曲を聴いて奮い立たせていたのですが、
結局続かないことばかり。
頑張れない自分に失望したり、3大欲求に勝てない弱さを嘆いていました。
何よりUVERのファンなのに、こんなダサい男ですいませんって感じでした。
でも、最近分かった気がします。
「何かを始めるきっかけはどこにあるかは見つかった時に初めてわかる」
僕はちなみに唄じゃなかった。
一冊の本を読んで、そしていいと思った文章にひたすらラインを引いて、そしてそれを綴っていく。
何度も身に染みた文章を読み返して、何度もその文章と今の自分を重ねていって、あまりハードルの高くない目標を立ててとりあえずやってみることにしたら今のところまだ続いてます笑。
ちょっと厳しい、スパルタ的思考の言葉だったこと、作者さんが自らのブランド力で成り上がった背景もまた心を打った理由だったと思います。
そして、何よりスッと入っていける人生の何かしらのタイミング、状況だったことが全ての根幹だと思いました。
そして、今、改めて何度も何度も聴いたUVERを聴くとですよ、化学反応かの如くの”動く力”が生まれます。もう寝なくてもいいやって思うくらい笑。
今の僕にとっての”唄”っていうのは、自分を180度変える装置ではなくて、180度変わったあとの自分の背中を強く押してくれる装置だったんです。
捉え方や価値観は日々変化するもんなんだなーって。
昼下がりに思ったこと。