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#41 ~全部“全力プレー”は怪我を招く~

どうも。
さんせんです。

お久しぶりです。
本当に久しぶりの投稿となりますが、今回久しぶりに長々と言いたくなったことがあったので、是非読んでいただけるとありがたいです。

また、反応等ございましたら、Twitterやこの noteのコメント欄に感想をお寄せください。


ところで先日、日向坂46の2期生、小坂菜緒さんが休養を発表しました。

メンバーの小坂菜緒ですが、体調不良により、医師より一定期間の静養が必要との診断が下りました。
そのため、日向坂46としての活動を当面の間休止し、静養させて頂くことと致しました。

ファンの皆様、関係者の皆様にはご心配、ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
復帰のめどが立ち次第、ご報告申し上げます。引き続き小坂菜緒の応援のほどよろしくお願いいたします。

また、すでに撮影や収録を終えている案件につきましては、そのまま放送・掲載する場合もございます。

Seed & Flower合同会社
(日向坂46公式サイトより引用)


彼女といえば、最近公開された映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」に出演したり、初の写真集「君は誰?」が6月29日に発売されるということもあって、それらの活動に注力しており、また番組出演やレギュラーのラジオ出演、雑誌撮影など様々な仕事がありました。
しかし今回ドクターストップということで、一時休養ということになってしまいました。


私は推しメンといえるほど彼女の活動に集中して見ていたわけではありませんが、それでも彼女の活躍を目にするくらい頑張っていたことは確かですし、とにかく1人の日向坂46ファンとして何より回復を待ちたいなと考えています


それでは本題に移りたいと思うのですが、今回の小坂菜緒さんの休養も含め、日向坂46ではこれまで不定期で休養するメンバーがいました
全員が全員どういう症状があったとかについては明かされていないので、一概にこれが原因と言い切れるものでもありませんが、やはり中には活動の多忙さ、仕事の多さに身体がついていけないというものもあったのではないかと推測しております。


アイドルというのは常に競争の中にいます
いかに人気を集めて、仕事を獲得して、結果を残すか。そしてそれをどのように継続できるか。
時にはファンも巻き込んで、支持を集めていくのがアイドルの姿であるのは古今東西変わらぬものです。


しかしながら、もちろん競争をする中において、肉体的、精神的にも多くのダメージを負います。四六時中動き続けて、それでも仕事に結びつかないことだってあると思います。
それが多忙ということになれば、身体が持たなくなるということに繋がりかねないということになるのです。


「君しか勝たん全力笑顔全力チア」

これは、5thシングルのヒット祈願に付けられたタイトルです。
このヒット祈願は、本番生放送一発撮りでチアを成功させるというものでした。
彼女たちの練習、望む姿、そしてチアをしているときの笑顔…その全てがまさにタイトルにある通り「全力」という言葉が当てはまる素晴らしいパフォーマンスだったと思います。


ただ、私はこの企画を振り返ってみて、一つ思うことがありました。
それは、「ファンが日向坂46に対して『全力であること』を望みすぎていないか?」ということです。


日向坂の良さの1つに、メンバーが与えられた仕事に対して手を抜かず全力でやる姿を見せてくれるというものがあると思います。
それは番組だけでなく、メッセージであったりブログであったり、細かい部分まで何事にも全力でやるという姿勢、ひたむきなところに魅力があるのではないかなと感じています。
そして、その何事も全力でやる姿に感動し、心を奪われたファンの人も多くいるのではないかなというふうに思います。

最初に書いておきますが、私は何事にも全力で取り組む姿勢は大事だと思いますし、もちろんその部分を大切にしているメンバーは讃えられるべきではないかと考えております。


しかしながら、ここ最近は、全てを全力でやることが当たり前になっていて、中々手を抜くことも許されない、そんな状況がいつのまにか出来上がってきているのではないかという心配があります。
そしていつのまにかファンが求めている全力のハードルも上がってきているのではないかという心配もあります。


一流のアイドルなら、高いハードルを設定されても当然」というような厳しい声もあるかもしれませんが、彼女たちも1人の人間です。
まだ若いので、ある程度全力でやるということに対しての体力はあるかもしれませんが、それでも行き過ぎるとやはり全てのパフォーマンスについていけなくなることもあるのかなと感じます。

これはスポーツにも同じことが当てはまると思います。
例えばプロ野球の先発ピッチャーであっても、100球投げるとして100球全てが全力で投げた球であるということは絶対にあり得ません。
もしそんなことがあれば肩や肘をすぐ故障してしまいます。
常にそこそこの球を投げながら、抑える時は全力で抑えて試合を作るのが大事であって、全部全力でプレーをすると怪我を招くということになります。


「全力でやる日向坂46が好きだ!」
「何事にも全力でやる姿を見たい!」


確かに我々ファンはそう思ってしまうかもしれません。
しかしながら、全てに対して完璧を求めるのではなく、全力でやるところと、力を抜いてやるところをみて、両方に対してポジティブな考え方をするのが大事かなと考えております。


例えば、メッセージが来なかった日、「なんでメッセージ来ないんだよ」と思うのではなく、「今日は休んでるのかな?休むのも大事だよね」と思ったり、ブログが更新されていなくても、「お仕事忙しいのかな?ゆっくり休んでね」と思ったりするなど、ちょっと休んでいるメンバーに対して慮ることが出来る考え方を備えることが、応援する側にも求められるかなと思います。
もちろん、これまで通り、全力でメンバーが仕事に集中している姿も応援すべきだと思います。


全力でやるところと力を抜くところ、バランス良く使い分けをして、継続してファンを楽しませてくれるパフォーマンスができるアイドル。

そしてその姿を受け入れて、彼女たちの活動を全体として見て応援できるファン。

このような構図になれば、よりアイドルとしての活動がしやすい環境になるかなと感じています。


長々と書いてしまいましたが、簡単に言ってしまえば、過度なプレッシャーはNGということです。
応援する身としては、よりリラックスした感じで応援していけば、彼女たちものびのびとできると思うので、なるべく温かい目で見ながら、互いに幸せを共有できるメンバーとファンの関係でありたいなと思います。


「どうか、お休みという事を悲しまないでください。」
(日向坂46小坂菜緒公式ブログより引用)


お休みというとどうしても悲しい言葉に捉えられがちですが、お休みの後はまたいつもの小坂菜緒が戻ってくると思いますし、その間は他のメンバーが日向坂46を支えてくれると思いますので、ファンとしてしっかり応援していきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

では、今回はここまで🐸🥕
さんせん

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