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誰がまゆみちゃんやねん

 土曜日に更新ができなかった。楽しみにしてくださっていた方すみません。こういうのが積み重なって信用をなくしていく。失敗をするまで、信用をなくすという行為はぼやけて見えていたが、今はめちゃくちゃぶっとい輪郭ができている。油性マジックの一番太い面が使われている。

 話は変わるが、中学校のときに部活の顧問から生徒たちに「お前らほんまにやる気ないな」と言われて、私は全身全霊でやる気に満ち溢れて、なんで先生はそんなことを言うのだろうか、私の、何が、どの部分がやる気がないと思われるのだろうかと思い自分の行動をしこたま反芻する時間があった。
 もちろん部活を休んだことはないし、1時間前には来てコートの準備や掃除などはしていた。でもそれは正直全員やっていて当たり前のことであった。それ以外のところで、やる気がないと思われてしまう原因ってのはなんだろうと考え、色々探した結果、冬の寒い時期に雑巾を洗うという一番嫌な仕事をあんまりやってなかったからだ、とか、練習試合のときに一番重いボールケースを持ってなかったからだとか私の中に雑魚名探偵を宿して色々探し出し、1からそれを実行して頑張ってみたけれど、先生は「やる気ないな」と言うことをやめなかった。
 本当に何でやる気がないと映っているのかわからなくて、すごい悲しくなっちゃって、一人で教官室に行って先生に泣きながら、「私は一生懸命やっているつもりなんですが、やる気がないと思うのはなんででしょうか?」と聞きにいった。怖い中学生である。

 すると先生は「お前はやる気あるねん。見たらわかる。やる気があるやつには届くねん。やる気がないやつにはそれが届かんねん。やる気があるやつはそれが届きすぎて悩んでしまうねん。すまん。」と言った。やる気のゲシュタルト崩壊に攻撃を受けつつも、なるほどなと感じた。

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