2021年まとめ
ご挨拶
明けましておめでとうございます。
気が付いたら2022年になっていました。
前回のまとめ以降バタバタとしておりまして、長らくこの場を放置してしまいましたが、ぼちぼち再開していこうと思います。
ここでは「2021年まとめ」と題して、空白期間のあれやこれやを記していきます。新年早々、過去を振り帰るのもなんですが、「やり残したことを無くして気持ちの良いスタートを切るため」ということにすればすわりが良いでしょうか。
大それた題ではありますが、ただの雑記です。
2021年振り返り
3月から7月上旬
「春先の良かったこと」というより「2021年の良かったこと」といった方が正しいかもしれない。
一つは新しい担当さんと連絡を取り始めたこと、もう一つは『漫海』に寄稿させていただいたこと。
一人で云々唸っては何も進捗を生むことができない日々を送っていたが、フィードバックをいただける環境に身を置くことになってから、人に読んでもらうことの重要さが肌で感じられた。
(そもそも読み手がいることで成り立つものなのだけれど。)
話の構成、キャラクターの造形、読者の意識など作品づくりにおいて重要な部分に関してアドバイスをいただけるのは本当に有難いことで、早く何かをものにしなければという気持ちに日々駆られている。
2~3週に一度のペースでネームを送付しては、課題と反省が増えるばかり。
できることを少しずつでも増やしていくために、2022年はもう少しペースを上げながら量産していきたい。
海外マンガ情報誌『漫海』へは、Vtuberとして活動されているげそにんちゃん氏からお声がけいただき、イラストを寄稿させていただいた。
もともと海外マンガに関して何か発信したいなと思っていたため、とても貴重な機会をいただけて大変有難い限りだ。
(海外マンガ情報誌『漫海』は、海外マンガについて知っている方もそうでない方にも楽しんでいただける良い本ですので、興味のある方は書肆喫茶mori様のnoteをご覧ください!!)
先ほどの二つは「2021年の良かったこと」だったが、次は「2021年の良くなかったこと」を代表するものだ。
苦手な諸々の手続きも済ませ、荷物を運んだ翌日には快適インターネットライフを送ることができる……という新生活への希望は断ち切られた。
7月中旬から8月上旬
ネット工事の延長(時期未定)という災厄の中、現代社会でインターネットから分断されることの怖さをひしひしと感じながら新生活が幕を開けた。
はじめての通信制限によって、普段の生活の基盤となっていたラジオを聴くにも苦労することになる。作業のお供にしていたYoutubeもガビガビでしか観られず、世界の街並みを眺める番組を録画してはBGV代わりに垂れ流すといった日々が続く。続く。続く。続く。
とても耐えられなくなったため、渋々モバイルWi-Fiを契約し、日常の解像度は上がった。久しぶりに観るきめ細やかなぽんぽことピーナッツくんは、知らない間にモデルを作り変えたのかと見紛う程に鮮やかに映った。
輝きを取り戻した世界の中、次の「2021年の良くなかったこと」が起こる。
ノートPCだけが暗いままだった。
8月中旬から10月
慣れないながらもコマンドプロンプトを開いてできる限りの対応を試みたが、ノートPCが再び輝きを取り戻すことはなかった。
PCを新調するにあたって、せっかくだから良いものをと調べ始めたが「どのパーツも光らない」ことを条件にすると選択肢がかなり絞られることを知った。結果としては良いものを手に入れることができたため、「2021年の良くなかったこと」を契機に「2021年の良かったこと」を招き寄せるという何ともなことで。
新たなPCとの生活を心待ちにしていると、一報が入った。
「2021年の本当に良くなかったこと」だ。
11月から年末年始
秋から年末年始にかけては、本当に忙しかったという印象が強く残る。
その中でも、大学時代の友人との3泊4日の北海道旅行は非常に楽しいものになった。
茨城県以北に足を踏み入れたことが無いこともあってか、初めての北海道は未知のものに溢れていた。何処までも続く道路、草木は妙に鮮やかに映る。
3泊4日で釧路から函館まで満喫しようとせん奇怪な日程は、『ゴールデンカムイ』全話無料による賜物だ。
11月下旬には年内を目標にネームの一つを原稿にする運びとなった。
ここ半年はひたすらネームを描いては直す作業を繰り返していたこともあり、原稿用紙にしっかりと一本のマンガを描くのは久々だった。
それもあってか、初めにペース配分を細かく記したスプレッドシートは早々に無に帰した。
平日は労働から帰宅しては午前2時頃まで作業、休みの日は一日中作業といった日々を過ごしたが、色々と破綻することに気が付くことができた。
作業量と作業ペースをしっかりと見極めることができるのもかなり重要な技量らしい。
作業しながら無駄が多いことにも気づけた。
どこまでアナログでどこからデジタルで行うかといったワークフローの見直し、完成原稿を見据えた処理、様々な視点から至らなさを痛感することとなった。
反省点は多岐に渡るが、「終わらないかもしれない」と頭の片隅にしまい込んだものと葛藤しながらM-1を観ることとなってしまったことが一番悔やまれる。
それから
年末年始は本当に色々な物事に忙殺されてしまい、色々なコンテンツを楽しむことができずにいましたが、2022年はインプットとアウトプットのバランスを取りつつ精進したいものです。
観たい作品リスト、積みゲーリストから目を逸らさないこともその内の一つかもしれません。
はじめはここに2021年良かったマンガやアルバムも並べようと思っていたのですが、また別に記したいと思います。
2022年も何卒宜しくお願い申し上げます。
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