髪のエイジングについて知っておきたいこと | 本当に効果的なお手入れ方法は？髪質改善トリートメントは効果ある？
髪のエイジングで何が起こる？
これまではある程度の年齢になると「もう仕方のないこと‥」と諦めるしかなかった髪のエイジング。髪はとても丈夫につくられている組織なので、お肌と同じタイミングで曲がり角を迎えますと言われても、なかなかピンとこないかもしれません。
髪のエイジングは、段階を踏んで少しずつやって来ます。はじめは30代半ばくらいの時期に感じるハリコシの変化。
シャンプーのときに髪を濡らすと以前よりもペタッとする‥そんなちょっとした違和感からはじまります。
この段階でエイジングを深刻に捉える方は少なくて、むしろ、毛量のある方や太くて硬い髪質に悩んでいた方は、逆に「以前より扱いやすくなった」と感じるかもしれません。
またこの時期に、白髪が急速に増える方も少なくありません。そのため、どちらかと言えば白髪の悩みの方が深刻になりがちです。
40代に入るとエイジングによる髪の変化を少しずつ実感するようになるものの「最近髪が傷みやすくなった」と捉えてる場合が多くて、40代半ばあたりに単なる傷みではないことに気づく場合がほとんどです。
髪のエイジングが始まると、今まで自分の髪に合っていたシャンプーやインバス・アウトバストリートメントが合わなくなるなど、髪の状態が目まぐるしく変化します。
何を使っても効果が得づらいので、どうしてあげればいいのかが分からなくなって途方に暮れてしまうことも‥。
かかりつけの美容師さんがいると安心
そんな時、もっとも安心して相談できるのが、かかりつけの美容師さんですよね。長年にわたり、自分の髪について自分以上によく知っている頼れる存在。
ただ、髪のエイジングについて全ての美容師さんが詳しくないのも事実です。
美容室・美容師によって、それぞれ力を入れている分野、得意分野があることも珍しくありません。また、美容師として何を重視しているかというスタンスが異なる点は美容師さんが持つそれぞれの魅力につながっています。
SNS上でさまざまな情報を取得できる時代なので、同世代の方がどのようにツヤ髪を保っているのかチェックして、試してみたいもの、気に入ったサロンがあればトリートメントのみで来店してみてください。
エイジングが進んだ髪の内部は、本来あるはずの物質が無くなり空洞化が進みます。その空洞化によって髪にしぼんだ部分ができて、いびつになってしまうんです。それが、うねりの原因。
髪は死んだ細胞の塊なので、治癒力もありません。つまり、頭皮の外に押し出された髪の健康を維持する方法は、守り続けてあげるることが重要なんです。
エイジングの改善で高い効果が得られる活性ケラチントリートメント
活性ケラチンは、髪そのものの成分であるケラチンを使ったトリートメントです。活性ケラチンを髪内部に定着させることで、髪の内部をしっかり補修し、しなやかで強い髪をつくれるのが活性ケラチントリートメントの強み。
活性とは、髪に定着しやすい状態になっているケラチンのことで、これまでの加水分解ケラチンなどとはまた違う性質を持ったケラチンを指します。
低分子活性ケラチンは、その分子量の小ささから、さらに細かい部分までしっかりと浸透・定着してくれるケラチンです。髪内部は、はしご状の構造をしたたくさんの繊維が複雑に絡み合い、約0.08ｍの1本の髪が形成されているので、分子量の小ささが有利になることは、何となく想像できるかと思います。
とくに、大人の髪は痩せているので、お肌の化粧水同様、細かい栄養成分を大量に送り込んであげることが大切です。
上述したはしご状の構造を疑似的につくってくれるのが、活性ケラチンだったり酸熱の酸だったりするのですが、私が使っている低分子ケラチンはまたちょっと違う性質のケラチンなんです。
簡単に説明すると、損傷した髪の内部にできた空席にすっぽりと着席してくれる希少なケラチン。
これをベースに修復力の高い酸と中分子・高分子ケラチンではしごの段を密にしてあげて、細胞同士の間にクッションとなる脂質を補ったあとに傷ついたキューティクルを修復・強化してあげるとこうなります。
髪のエイジングケアで、1本1本をパンパンに膨らませてあげると、髪が絡まりにくくなるし、余計な水分を吸い込むこともなくなります。
定期的に施術すればどんどん蓄積されてるから、髪がものすごく若返る。
とくに女性は髪に対する美意識が高いので、どうにか解消できないかとサロントリートメントの中から酸熱を選択する方も多いし、酸熱を進める美容師さんも多いような気がします。
酸熱を必要以上に続けてしまったことが原因で、キューティクルを傷めてしまっている方も少なくありません。
もともとあるくせ毛は縮毛矯正でなければ伸ばせません。ストレートの印象が強い日本人ですが、実は大半の方がくせ毛だと言われています
エイジングによるうねりだけならば、まず、内部補修に特化したトリートメントを半年続けてみてください。
もともとくせ毛があるよって方は、縮毛矯正と内部補修に特化した髪質改善トリートメントの同時ケアがおすすめです。
また。何で白髪を染めるのか？もツヤ髪維持に欠かせません。
オーガニック成分92%かつ低アルカリのカラーなら、カラー時に髪を損傷させてしまうリスクを大幅に低減できるし、褪色しにくいから毛先まで染め直す回数も1年に1回～2回で済む方がほとんど。
オーガニックカラーと低分子×酸トリートメントの組み合わせで、エイジングを改善できた方多数です。
髪質改善という言葉に定義はありません。
美容室によって髪質改善の内容は変わります。
世代によって必要なトリートメントの種類は変わります。
大人の髪内部は空洞化が進んでいるので、まず髪のベースをきちんと埋めて整えてあげる必要があります。
髪のベースが整うと、カラーや矯正の持ちも良くなるし、ホームケアの手ごたえも感じやすくなります。
これから真剣に髪のエイジングケアを考えていきたいという方は、気軽にメッセージください。事前の相談も歓迎です。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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