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[コラムに及ばない思考記文-11]ワイルドフラワー(ネイティブフラワー)に惹かれる理由を探す | 恵比寿 美容室 OrB

Webサイトの背景にキングプロテアを採用した理由

小さな花がたくさん集まって大きなひとつのお花のように見えるプロテア

みなさんこんにちは!
恵比寿の美容室OrBに在籍しているヘアデザイナー、ナカセコミユキです。朝晩いくらか過ごしやすくなってきたものの、今年の夏は湿気がすごいですね。エアコンの効いた建物から出ると、メガネが曇ってしまう夏って、そうそうないかもしれません。

さて、毎回重ためな内容になりがちな『思考記文』ですが、今回はいつもと少し色が違うネタを取り上げてみようと思います。最近、個人のホームページ【LA:FE】を開設したのですが、背景に使っている画像には、すべてキングプロテアが含まれています。

子ども時代から思考を趣味にしている私は、なぜこんなにもキングプロテアを好きでい続けるのか?長年好きな他の物との共通点はあるか?が気になって気になって気になって仕方がなくて‥。そして、共通点があるのなら、そこに心理的な何かが隠れている可能性も‥などとわくわくしてしまうのです。なに一つ見つからない可能性もあるのに(笑)

ひそかに人気を集めているワイルドフラワー

エキゾチックな魅力を放つプロテア

最近では、おしゃれなドライフラワー・スワッグ専門店も増えています。このようなドライフラワーブームが後押しとなり、ワイルドフラワーはこれまでより多くの人に知られるようになったんだとか。私がプロテアの存在を知ったのは、20年数年前のことです。サロンの先輩が退職するときに受け取っていたブーケの中に、ひときわ大きく存在感のあるお花がドーンと鎮座していたのです。

自分自身は毎日真っ黒い服を着ているわりに、プロテアの花色はミルク系がいいちばん好き♡ホワイト系のキングプロテアは、他の色味と比べてお値段が倍ほどするそうです‥さすが王者の風格‥。キングプロテアの画像をサーフィンしていると、ギフト用のブーケやシンプルな組み合わせのスワッグ、他にウェディングブーケなどの画像も出てきて、どれもこれもおしゃれです✨

これまでプロテアについて深く調べたことがなかったので、この機会にいろいろな情報をまとめてみました。

世界でもっとも古いと言われるお花

南アフリカの国花でもある、キングプロテア(プロテア・シナロイデス)は、約3億年前の古生代から存在すると言われているお花です。開花は5月~10月で、高温多湿の環境には弱く、乾燥には強いようです。鉢植えで育てる場合、日本の夏はちょっと難しそうですが、無理ではないようです。

プロテアの品種は約46種類

ドライフラワーにしやすいのもワイルドフラワーの魅力

属名のプロテアは、その種類の多さからギリシャ神話の海神プロテウスに由来して名づけられたそうです。プロテウスは、状況に応じて水や火など、さまざまな物に変容できる能力を持ちます。プロテアの品種は46種にもおよぶため、このような名前が付けられたようですね。

近年、ビジネスの分野でプロティアンキャリアという言葉を耳にしたことはありませんか?プロティアンの語源も、変幻自在の海神プロテウスにあるようです。プロティアンキャリアとは、社会の変化に応じて、自分の意思で能力や働き方を変え、キャリアを形成していく概念のことです。コロナ禍を経験した今、日本でもますますこの考えが広まるのかもしれません。

いくつもの時代を超え、その姿を変えないまま存在する生きた化石

普段は優雅なのにご飯のときは急にアグレッシブになるアロワナ

生きた化石といえば、化石としても発見され、現在でもその姿を変えずに生きている生物を指しますが、キングプロテアも過去に花粉化石が見つかっているんだそうです。

私は水族館が好きなので、思い立ったらソロ活で出かけ、気が済むまで館内を往復してしまいます。そして、水族館の私的2トップはクラゲと古代魚!沼津の深海水族館へシーラカンスの冷凍標本を見に行ったときはテンションぶち上がりました✨

生きた化石と称される古代魚ですが、アロワナやピラルクは約1億年前、ハイギョに関しては、約4億年前からほとんど姿を変えていないんだそうです。はじめてハイギョ(肺魚)を見たときは、あまりにときめいてしまい、水槽から離れがたかったのを思い出します🐟

何億年も前から存在するお花やお魚に多大なロマンを感じるのは、深い深い魂の記憶が関係している‥といったスピリチュアル的な部分もあるのかもしれませんね。

見つけた共通点は古代と鱗

秋の空といえばうろこ雲

プロテアの蕾は、アーティチョークに似ていますが、古代魚たちのしっかりとした大きな鱗にも酷似しています。この共通点には、何が隠されているのでしょうか???鱗つながりで髪を触るのも好きなのでしょうか???

お魚の鱗には、外敵から身を守る防御の役割と、互いにぶつからないためのセンサーの役割があるんだそうです。髪の毛も同じですよね、キューティクルがないと傷つくしからまってもほどけなくなるし‥。
もしかすると、私は鱗の形状を見て守られる安心感を得ようとしているのかもしれません。

もう一歩踏み込むと、本当は自分を防御する鱗から抜け出したいのかもしれない。外側の環境や人とぶつかって傷つくことへの怖れを解消したいのかもしれない。本当は堂々と華やかに存在感を放つことへの憧れがあるのかもしれない。

先日読んだ本に、蓮の花は泥の中でも自分は美しい蓮の花であることを信じて忘れない、だから不安を感じないと言う一説があり。とても心を強く打たれたのでした。

最後フワッと迷走気味になりましたが、読んでくださりありがとうございました。



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