37. 人から問われることの大事さよ
ミートキャリアのカウンセリングユーザーのひづさんにオンラインイベントへご登壇いただいた。
ひづさんは、最初にカウンセリングを受けてから約1ヶ月で転職を成功させた方(爆速だった!)。
年収アップ、働き方柔軟、チャレンジングな環境を手に入れた転職、すばらしい!
でも、ミートキャリアに来てくださる前は、転職しようかどうかでだいぶモヤモヤされていたそう。
仕事でのストレスで体調を崩したり、予期せぬライフイベントが重なる、年齢の割には転職回数が多い(と言われる)、これまでに転職で失敗したという経験がある、などで自信を無くしていたそうで。
たまたまわたしが面接対策としてのカウンセリングを2回担当させていただいたのだけど、確かに最初は自信なさそうな印象だった。
出てくる出てくる、強みの山
世の中には自己肯定感高く、自分に自信を持って生きている人もいるのだろうけれど、カウンセリングを受けてくださる方の大半が自分には大したスキルがない、自信がない、と言う。
が、わたしは何度でも言う!
誰でも強みはあるし、スキルもある!気づいていないだけで。
カウンセリングの中で「あなたの強みは?」と質問するけど、最初はみんな答えられないか、答えたとしてもソツのない、模範回答だったりする。
ひづさんもそうだった。
ひづさんは面接対策としてカウンセリングを使ってくれたんだけど、こちらからの全ての質問(あなたの強みは?とかこの求人に応募した理由とか成功体験は?とか一般的に面接で聞かれるようなこと)に最初からスラスラ答えていた。悪くない、むしろ全然いい。
だけど、だけど、なんかちょっと・・・違うんだよな・・・と感じた。
語っている内容に対して、もっと何かあるはず!もっとエピソードちょうだい!という感じだったので、わたしから質問を浴びせた。
例えば、受ける求人について『お客様と近い立場で仕事が出来ることが魅力』という答えには、
「今の職場ではお客様との距離が遠いの?遠いのはなぜ?」
「あなたにとってのお客様にとって近い立場とは?どんな距離感?」
とか。
『年齢の割に管理職経験がないのが弱点、次は管理職を目指したい』という答えには、
「今の年齢だったらどういう管理職の経験があれば満足?」
「管理職やりたいのはなぜ?」
「どんな管理職になりたい?」
「今までの歴代の上司で、自分が管理職になるときに真似たい人は?どういうところを真似たい?」
「逆に、こんな上司みたいなマネジメントは嫌だ!というのはある?それはなぜ?」
みたいなことを聞いた。なぜなぜどんな攻めである。
でも、それに答えるうちに、用意されていた回答から一段も二段も深みのある答えとなったし、ひづさんの人となりや仕事で大事にしていることが伝わるような、おそらく聞く側としても、それでそれで?と興味を持って会話がしたくなるような答えに変わった。
そして、ザクザクといくらでも出てきた強み。宝の山、発見!
問いかけられることで新しい何かに気づく
普段生活していて、問いかけられることってほとんどないのではないだろうか。
今日の夕ご飯をカレーにする、そこをわざわざ問うてくる人がいないように。
でももし「なんでカレーにしたの?」と問われたらきっと答えられるはず。
最近疲れ気味でスパイスの効いたカレーが食べたかったとか、家族の健康を考えて野菜をたっぷり入れたカレーにした、とか、冷蔵庫にある材料を使い切って作れるメニューだったとか。
そこには無意識だけど意図や理由がある。
自分が当たり前にやっていることを、第三者から問われることで改めて考えてみること。
これまでわたしたちはずっと、答え方を教わってきたのではないかな。勉強でもテストでも面接でも、問題の解き方や答え方を。
でも、時代はだんだんと模範回答だけでは立ち行かなくなってきて、その答えの背後に何があるかが重要視されるようになってきたし、みんな知りたい。
ミートキャリアのカウンセリングでは、プロのサポーターからの問いかけに対して答えることで、ご自身が今まで考えたことのないような新たな気付きを得られたという方が多い。自分の強みがわかったり、本当は○○したかったんだ、逆に、××はもうやりたくない(やりたくないと言っていいんだ!?ということに気づく方もいる)といったことだったり。
▼キャリアカウンセリング・ライトプラン45分
キャリアについてモヤモヤされている方、悩みの内容をうまく言葉に出来ない、整理したい、とにかく誰かに話したいという方はぜひお試しください!※ライトプランは6月中限定予定
また、5月から始まった3ヶ月完成の自己分析・テキストカウンセリングは、1週間に1つのテーマに沿って、複数の問いが含まれたメールが届き、それに対して自分で考えながら返信をしてもらう。そして、その返信にサポーターからさらなる問いかけがある。
大人になって、なかなか自分の普段考えていることにフィードバックをもらうってことがないけど、テキストカウンセリングは『交換日記』のような、『赤ペン先生のコメント』のようでもある。
自分の脳みその使っていなかった部分が押し広げられるような感覚があるはず。
メールの返信を書きながら、スイスイ書けるところと時間がかかるところがあったりして、自分の中で何が引っかかっているのかに気づいたりもする。
こんな方はぜひ受けてみてください。新しい気付きがあるはず。
▼テキストカウンセリング(3ヶ月完成・自己分析)
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