【#1 ゼロから古着屋チャレンジ記】見ないようにしてきたやりたいこと
初めましてのひともそうでないひとも改めてこんにちは。川西彩です。
題名のとおり、いきなりですが古着屋をやることに決めて準備中です。
せっかくだからその過程を記録しておこうと思って、noteに綴ってみることにします。
なんで古着屋?
ずーっとやりたいと思っていたけど見ないようにしていたことの蓋が開いてしまった感じに近くて。
一周回ってわたしのやりたいことは古着屋なのでは?と考え始めたら止まらなくなってしまったのです。
遡ること23年前、大学を卒業したわたしは古着屋で1年ほど販売の仕事をしていました。もともと古着が好きだったことと、海外に買い付けに行ってみたい!という憧れで入った業界だったけど、超体育会系とか超体力勝負とか薄給とか土日休みじゃないから友達と会えないじゃん!とか・・・新卒1年目の若者が言いそうなどこにでもあるような理由で当時働いていたお店を1年ほどで退職しました。
その後は土日休み、福利厚生!オフィスワークだ!と派遣社員や会社員として渡り歩き、自分のキャリアをコンプレックスに思うことが多かったわたしは「それを仕事にしてしまおう!」と決めて、いつの間にやら今年でキャリア支援業について17年目となりました。(書いていてそんなに経ったのか!?と自分でびっくり)
スタートアップから大手までさまざまな会社規模、リモートワーク、複業、介護とまではいかないけど遠方に住む親の様子を定期的に見に行くための二拠点生活、個人事業主など色んな働き方や仕事を経験して、「自分のしたかった仕事も働き方も一通り経験できた。とりあえずこの先何があっても自分で仕事を見つけて働いて、生きていくことはできる。」と思いました。
そして、今年45歳になったときにいよいよ50代が見えてきて、初めての感覚がありました。
40代前半までは未来に向かって上り坂で、自分のまだ見たことのないことや可能性が待ってる感じ。でも、今年その上り坂は見えなかった。下り坂ではないけど道は平坦で、黙っていても面白いことが待っていた時期は終わったんだ、と感じました。
以前、占いで100歳まで生きるよ?と言われたこともあり、「今が本格的に人生の折り返しだとしたらやりたいことは余すことなくやる人生にしたいよな?割とやりたいことはやってきたと思うけど、わたしの人生、他にやり残したことはない?」と自問自答するようになりました。
そこで何回も浮かんでくるのが古着屋でした。
いやいや、何を今さら?
古着屋で1年しか働いたことないし、しかも20年前のことよ?正気?と自分に突っ込むしかありません。
さらにネットで検索すると「今から古着屋はやめろ、儲からない」「古着屋はレッドオーシャン」しか出てこないw
なので「今更わたしが古着屋をやりたいなんてわけないし!気のせい、気のせい」と無かったことにして過ごしていました。
ただ、もともと好きだから今でも古着屋巡りはしょっちゅうしていて、色んな店に行くたびに「こんなありきたりな品揃えでも店出来るんだ?」とか「いつも暇そうだけどこの店潰れてないな?実家が太いのか?」とか「うわ!いくら円安と言え値段設定高すぎ!」とか「わたしだったら◯◯置くのになー」とか心の中でだいぶ失礼なことを思いながらうっすらモヤモヤしていました。なんか後ろからケツを叩かれているような、いないような…
そして極め付けは、ある日買い物に行った古着屋の店主との雑談でその店主がなぜ古着屋になったのか?という話を聞いてかなり胸熱になり(本当に良い話すぎたのでまた別に書きたい)、閉じていた蓋がパカーンと外れてしまったのです。
人生やるかやらねえかだな、と。(乱暴)
その帰り道でワンピースばりに(ワンピース読んだことないけど)夫に「わたしは古着屋になる!」と宣言し、今に至ります。これほんの2ヶ月前の話ね。
妻の突拍子もない発言に慣れきっている夫は「いいじゃん!いいじゃん!やれやれ!」と応援ムード(ありがたい)。
オンラインのありがたい世の中
古着屋になると言ってもいきなり店舗を持てるほどの資金もイメージも全然ないので、まずはオンラインでやることにしました。
やろうと思えばすぐにオンラインでお店が作れる時代。
そして、幸いにもわたしはリモートワーカー歴5年。
今までの経験が何かしら少しは活きるはず。ずっとオンラインに漂って生きてきて良かった。ありがとうインターネット!
n=1 で行きます!
何かを売るとき、誰を対象にするか、マーケティングとか売上のこととか色々ありますが、個人的にわたしが大事にしているのは、自分の商品を自分自身がお金を払って買いたいと思えるか、です。
買い付ける服たちは超極論だけどn=1で行きます。そうじゃないと面白くないんで。
今日はここまで。note、続けられますように。(飽きっぽい性格)