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兼業で時間がないのに、創作時間を生み出す私のコツ。

※全文最後まで読めます

私の生業は教師です。
あんまり普段大っぴらに伝えてないのですが、激務だと思います。
朝7:30に学校に到着して、部活が終わる19:30まであっという間に時間が過ぎます。
たまに時間講師だから創作時間があるのですか?と聞かれますが、期限のない専任教師として勤務しHR担任・授業・部活・その他校務を受け持つ高校教師です。
生徒が相手なので、手も抜けないです。
(手を抜けないのは他の業種も同じでしょうが)


教務手帳を握りしめ

その中で、週に一回5ページ前後と言えど、
漫画を更新し続けるのは自分で言うのもアレですがめちゃ大変です。
 
…最初の頃は。
今は余裕をもって、楽しく描いています。
 
私はどうしても創作をしたかったので、何年もかけて時間の使い方を研究し、
本業に迷惑をかけず創作も楽しく、心を込めてできるよう工夫を重ねました。
 
この記事はなかなか創作の時間を生み出せない人や、
創作を兼業で続けていくことに不安を抱えている人に読んでもらいたいです。
 
 
 
1、創作の時間に変換できる時間を探す
 
まず見直してほしいことは「忙しい」が口癖になっていない?ってことです。
忙しいと言えど、普段スマホでポチポチする時間、動画を見る時間はいくらでもあると思います。
 
私は通勤するときバスや地下鉄を使ってますが、その時間にスマホでアイデアをメモしたり、プロットを書いたりしてます。(このnoteも通勤中書いてます)
 
ボーと、Yahooニュースを眺めても良いのですが、時間の使い方をそう変えるだけで創作に当てられる時間はたくさんあると気づきました。忙しい皆さんも絶対にあります。
まず日常生活で見直せる時間を創作に変換する時間を見つけることです。
準備期間は長くやるほど効率的に早く完成までいけるという漫画(リンク)を描きましたが、準備はしっかりやれば気持ちよくネームに入ることができます。
その準備期間を、通勤時間などにできないかを、まず考えることです。

準備期間を通勤時間にやる


 
 
2、ボーーーーっとする時間も大切
 
とはいえ、私も休むときはボーーとしてます。
通勤中もボーーと外を眺める事もあります。そういう時にアイデアも降ってきますから。
あとは平日家に帰ったら、私は基本は創作をしません。
疲れているときは、いいものが生まれないと思っているので休むことに徹します。
土日も家族と過ごす時間と割り切っているので、早朝・夜以外は創作していません。
 
疲れているときは休む、家族との時間中、創作は考えない。
そして描くときは描く。
このメリハリが私によいパフォーマンスを与えると考えています。

「忙しい言うな」より


 
3、習慣として体に染みこませる
 
私は曜日によってやる事を決めてます。
繰り返してやっていくと、やらないと気持ち悪くなります。
歯磨きレベルで染みこませるよう継続してやります。
例えば私は水曜日までにはネームを終わらせるぞと決めているので
もし水曜の夜に何も動いていなかったら、自然に違和感を感じます。
そこまでの状態になるには、そう簡単ではありませんでしたが、
粘り強くやっていくと脳内で固定化します。
ここに関しては、根性でやるしかありません。


4、とりあえず、ちょっとやってみる
 
色々やってみましたが動機付けとして「ちょっとやってみる」が
私の場合、早く完成させるため最強ポイントです。
「とりあえず今日は1コマネーム描いて、今日は疲れているからそれだけでいいや」1日のゴールを”1コマだけ描く”に定めます。
でも、これだけで次の日のエンジンが凄くかかりやすくなります。
本で読んだことがありますが、一度少しでも描き出すことで
無意識下、つまりボーとしているときや寝ているときなどに
次はこうするぞなど脳が動き出すような気がします。

プロットを少しやって終える日もある


5、自分が一番パフォーマンスが出る環境を探す
 
家に帰ったら創作はしません、と上で書きましたが
「じゃあいつどこで描いてんねん!?」
疑問を持つ人はいると思います。
私は少し勤務を早く切り上げられそうなとき、パッと退勤してお気に入りの喫茶店などで描いたりします。
最近のおすすめはコワーキングスペースでの作業。
2時間800円払って「延長料金を払わないで絶対仕上げるぞ!」とよいプレッシャーがかかります。集中力を得るためお金を払っている感覚です。コーヒーは別に飲みたくないなぁと思う日も行きます。
あとはサウナですっきりしたあとに、飲食コーナーで描いたり、
自分のお気に入りスポットを沢山ストックしています。
いずれも、家に帰るまでのほんの1-2時間くらいで全力で取り組みます。
そういう時間の使い方が私にはよいメリハリになりますので、ダラッとしないで集中することができます。


6、コンセプトを明確にして、妥協するところは妥協する
 
漫画はこだわればこだわるほど時間がかかるもの。背景も描き込み、衣装の資料も集め…
これだとキリが無くなるので「自分が何をしたいのか」を明確にします。
私の場合は絵より、自分が考えていることを言語化して漫画にしたい。
が一番先に来るので、画家ですが後述する理由があって、絵はあまりこだわらないようにしてます。
背景もほぼ描いてないですし、衣服もシンプルにして徹底的に手を抜きまくっています。
次のコンセプトとして、更新頻度をできるだけ高めたいがあります。
実のところ絵はこだわりたいのですが、本腰入れて資料も集めて、となると1か月に一回のペースになると思います。
年に12話しか更新できないのであれば、絵を妥協してでも多く更新したいと思ってます。
 

 以上、
少しでも皆様の創作時間が生まれるよう願っております。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
何かの参考になれば幸いです。

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