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【NHN PlayArt】「プランナーからシナリオライターの道へ」@Studio Hi-WORKS 中山氏

■社員インタビュー企画 vol.1

こんにちは、NHNグループ採用担当です!これから、このnoteで各グループの魅力や業務内容、会社の雰囲気などを伝えていきたいと思います!
さて、第1回目となる今回は、NHN PlayArtでプランナーとして活躍中の中山さんにお話をお伺いいたしました。インタビューを通じて、NHN PlayArtの空気感が少しでも伝わったらうれしいです!!

プランナーからシナリオライターの道へ。
漫画原作の副業が本業のストーリー制作に与える好影響


Studio Hi-WORKS 中山さん
ゲームのキャラクター設定やテキスト作成を担当

―本日はよろしくお願いいたします!まずは自己紹介をお願いします。

Studio Hi-WORKSでプランナーを務めている中山大介です。
私は実は一度「出戻り」をしていまして、2017年5月に入社し、翌年に退社。
フリーでゲームシナリオや漫画原作の仕事をしていたのですが、コロナ禍で案件が減ってしまい2020年5月に再入社しました。

現在は、「妖怪ウォッチ ぷにぷに」(企画・開発:株式会社レベルファイブ以下、「ぷにぷに」)と新規プロジェクトに携わっています。
具体的には、オリジナルキャラクターの設定やテキストの作成、必殺技の演出、オリジナルストーリーの考案など担当しています。

―「ぷにぷに」のオリジナルキャラの設定は、どのように考えていますか?

家でリラックスしながら漫画やアニメを見ている時に思いつきます。
アイディアが生まれたらイメージを企画書にまとめて、レベルファイブさんに原画発注書を送ります。
それをもとにデザインをしていただき、こちらで確認して進めていく流れです。

―テキストについてはどのように作成していますか?

キャラ紹介のテキストは、わかりやすく短くまとめるよう心掛けています。
表示される文字数は限られていますし、そもそもソーシャルゲームのキャラ紹介文はさっと読む方がほとんどです。
あまり長いとストーリーが読む気をなくなってしまうので、ほどよく謎を残しつつ、出すべき情報はオープンにしています。

フレーバーテキストも短さが大切で、その後のストーリーに興味を持ってもらえるよう、情報を出しすぎないことがポイントです。

―必殺技の演出についても教えてください。

まずは過去の技を見て、それぞれのイメージを把握します。
そこからブレすぎず、なおかつ新規性をどうやって入れるかがポイントです。
アイディアが固まった後、カットイン・エフェクト制作担当者に情報が渡るですが、みなさんが本当に優秀でいつも驚きます。
ちょっとした情報から創造を膨らませて作ってくれますし、事細かに書いた部分も正確に形作ってくれます。

公開されたあとにSNSで反応を見るのですが、みなさんに「この必殺技がかっこいい!」など言ってもらえると、嬉しいですね。

―ユーザーの方のコメントなどご覧になっているんですね。

はい。ポジティブなコメントがあると、やっぱり嬉しいです。
特にイベントを開催すると、「ここが面白かった」「このキャラが可愛かった」など書き込んでもらえます。
また、ファンアートを描いてもらえると本当にやりがいを感じます。
オリジナルキャラのファンアートがあると、嬉しいですね。

―ここからはシナリオについていろいろと伺っていきます。
  まず、「ぷにぷに」でオリジナルストーリーを制作されているんですよね?

はい。キャラ設定や世界観、あらすじをまとめ、レベルファイブさんに提出します。
それから詳細な企画書を作り、キャラのバックボーンをまとめたり、ストーリーの細かい展開やマップイメージを作ったりします。
テキストの起こしはメンバーと一緒にやりますが、基本的な部分は私一人で担当しています。

―すごいですね。オリジナルストーリーを作るとき、最も大切にしていることは何ですか?

妖怪ウォッチは人間と妖怪の絆をテーマにしているので、この軸は絶対に外しません。
新しい妖怪キャラを出す時も、人間とのつながりや友情を根底に感じられるようにしています。
ありがたいことに、レベルファイブさんからは「自由にやっていいよ」とおっしゃっていただいているので、あまり制限せず新しい世界観を作れています。


ストーリーを考えている中山さん

スカウトをきっかけに副業として漫画原作を開始


―中山さんは、漫画原作の副業をされていますよね。
  社内で本格的な副業を始めた第一号と伺いましたが、どういったきっかけがあったんですか?

一般的なプランナーのキャリアは、ディレクターからプロデューサーへとステップアップしていく流れです。
最終的には制作だけではなく総合的な知識が必要になり、他部署との連携をしたり、
外部とやり取りしたりといった仕事をすることになります。

自分には、そういったオーガナイザーとしての役割が向いていると思いませんでした。
だからこそ、専門職として確立されているスペシャリストのポジションを目指そうと思ったことがきっかけです。

―そこからどういった現在の副業にたどり着いたのですか?

前職でキャラ設定やシナリオを初めて作ったときに高評価を得たことを思い出し、
スペシャリストを目指すならシナリオ系かと考えました。
そしてスペシャリストを目指す上で専門知識は大事だと思ったので、
働きながら夜間のシナリオスクールに通いました。
スクールの卒業制作で2時間ドラマの脚本を書いたら、
現役の脚本のプロである先生から「面白い文章が書けるから、プロを目指したら」と言ってもらえて、
それに乗せられてだまされた感じで(笑)、『小説家になろう』等に投稿しはじめました。

そこで投稿した作品を読んでくれた出版社の方々からご連絡があり、原作の話がいただけたんです。
「大丈夫だろうか」と心配しながら上司に話したら、すごく喜んでくれて。
ポジティブにとらえてくださり、副業として漫画原作を書くことになりました。
副業を認めて頂けたのも会社や上司の方々の理解があってこそだと思います。

―本業と副業でお忙しいですが、スケジュール管理のコツは何かありますか?

気づくと仕事ばかりしてしまうので、休みの時間を決めてそこは絶対に確保しています。
小学生の娘と出かけたり、浦和レッズの試合を見に行ったり、仕事のことを忘れて楽しみます。

―副業を始めたことで、本業にどんな効果がありましたか?

副業の企画を考えている時に、本業のアイディアを思いつくことがよくあります。
大好きな『グラップラー刃牙』シリーズの作者である板垣恵介先生も、
一つが泥沼にはまったとき、もう一つで新しいアイディアが生まれるから、
同時に二作やるといいとおっしゃっていて、それを意識しています。

スタジオ横断のシナリオチーム立ち上げを目指す


―社内でシナリオの勉強会をされていると聞きました、詳しく教えてください。

上司から、
「他の人は持っていない知識を持っているだろうから、ぜひシェアして」
と言っていただいたのがきっかけで始まりました。
初めは「一人も来ないだろうからやりたくない(笑)」と言ったのですが、
だんだんと私が漫画原作をしていると知る人が多くなり、
今なら話を聞いてくれる人がいるかもしれないと思って開催しました。

いざやってみると、みなさん思ったより真面目に話を聞いてくれて嬉しかったです。
最初は雑談レベルでやろうと思いましたが、資料を作って取り組むようになりました。

―シナリオ勉強会にどんな方が来ていますか?

プランナーの方がメインですが、デザイナーの方もいます。
自分がキャリアに悩んでシナリオの道に進んだので、同じように悩んでいる立場の方だと共感しやすいです。

―将来について悩む方には心強い存在ですね。

私自身、自分が困っていた時に助けてくれる人がいたらよかったなと思うので、そういう存在になれたらと考えています。
どういうスキルを身につけるべきかなど、抽象的なイメージから具体的な方法をシェアすることができます。

―最後に、みなさんへのメッセージをお願いします。

これからシナリオを書く人が増えたら、スタジオ横断のシナリオチームができたりするのも面白いんじゃないかなと思っています。
プランナーをやりながらではなく、専門職として業務を担当することでクオリティが上がると思います。

妖怪ウォッチ ぷにぷに:
企画/開発:株式会社レベルファイブ
開発/運営:NHN PlayArt 株式会社
(C)LEVEL-5 Inc. (C)LEVEL5 Inc. (C)NHN PlayArt Corp.


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