リユウちゃん 14

はじまりは
一つの冒険だった
行く道を迷い
心は浮いて
何がはじまろうとしているか
わからなかった
昼間の高級ホテル
あの日とあの時に
出会わなければ
昔話の笑い方
気絶さえしても
驚かなかったんだ
それだけ
傷が深く
誰にもバレなかった恐怖心

僕の塊に鍼を刺す君は…
陽気で真顔だ

僕の胸のタオルは取るな！
一応、隠してるんだ！

何か一つ良いことあると
気分が良くなったよ
２０２３年４月労災事故の後遺症が
酷く無いんだ
鍼師よ
ありがとう