リユウちゃん 15
僕のお誕生日
念願の文フリへ行った
鍼師と一緒だった
新幹線の時間がくるのに
もういいから
ギリギリだから
帰ってと言った
また、陽気に笑ってた
「ちゃんと見れた?」
自分の心配してよ…
見れたから離れて…
帰らないと…
「次は、京都へ遊びに行こうか?」
3年前に行ったから、大丈夫…
「行ってたんだ。じゃあまた行こう!」
時間が間に合わないから…新幹線
走ってよ…
「新幹線、どうでもいいよ」
言葉が出ないよ
乗れなくなるから
早く行かないと
京都行くから…
「ありがとう。走る