子どもの頃無口で、頭の中で考える人で、苦しんでる人が一人で生きていきたい時
子どもの頃、無口だった人たちへ。
私がそうであるように、きっと、頭の中でいろんな言葉が飛び交っているんじゃないかと思います。
色んなことを考えてみたり、想像してみたりすると思います。
嫌なことを何度も思い返しているかもしれません。
時には、その想像力で読書や映画、音楽で感動したり、その世界に浸っているかもしれません。
とにかく寂しい。
とにかく辛い。
とにかく悲しい。
とにかく怖い。
とにかく不安。
そんな日々が続くことがあるんじゃないかと思います。
私は、それを、延々に繰り返していました。
布団の中に逃げ込んで時間だけ過ぎていきました。
たくさんカウンセリングに通ってみました。
たくさん整体にも行ってみました。
たくさん色んな人にも会ってみました。
でも、それは一瞬良くなった気がするだけで、また布団の中にいたくなりました。
何をしてもダメなんだって思いました。
何をしたってもう無理なんだって思いました。
誰も助けてくれない。ひとりぼっちなんだって思いました。
私は愛着障害とかピーターパンシンドロームとかアダルトチルドレンとかその辺りの人なんだと思います。
なので、一人でいると、寂しくて寂しくて、起きているとずっと寂しいから、寝ていたいって思います。
私は、昨日からしてみたことがあるんです。
私は、眠い。
だから私は寝たい。
それを、声に出すんです。
私は、なんだか起き上がりたくないけど起きてご飯を食べたい気もする。
だから、私は、気が向いたら起きようと思う。
今の気持ちを声に出して、じゃあどうするかっていうのも口に出してみました。
そしたら、ちょっと嬉しいことがありました。
頭の中の声が静かになりました。
空っぽになりました。
誰も聞いてくれないから、私は、声に出すことをしませんでした。
一人で考えて、なんとか生きていこうとしました。
頭の中の声は、いつも悲しいことばかり考えたり、お金のこと、ご飯のこと、学校のこと、仕事のことを考えるのが大嫌いみたいです。何を考えても嫌になってきます。
私が声を出しても誰も聞いてくれませんでした。
でも、声を出してみると、聞いてくれる人が一人だけ、ずっとそばにいてくれます。
私が、私の声を聞いてくれました。
私は、みんなにも頭の中が静かで平和な感じを味わってほしいと思いました。
だから、noteに書いてみようと思いました。
簡単です。でも、なんだか、やりたくありませんでした。
そんなことどうだっていいから寝ていたかったです。
簡単です。
でも、私の場合は、一人で私の気持ちとしたいことを声に出せるまでに10年以上かかりました。
これは、自分で生きることの第一歩だからと思います。
寂しくても辛くても悲しくても痛くても、私の気持ちを聞いて、私のしたいことをしてあげるのは、一人で生きていく時に欠かせないみたい。普通に見える人がいつも、平気でやってること。
自立したら、甘えられなくなります。
寂しいから誰かに助けて欲しいことを諦めることになります。
寂しい、辛いから誰かにみてほしいそばにいて欲しいことを諦めることになります。
自分で自分のお世話ができるようになるので、お世話してくれる人はいなくなります。
私は、甘えたかった。寂しい。手放したくなかった。嫌だった。辛いから甘えたかった。辛いから、誰かそばにいてほしかった。寂しいから、友達が欲しかった。寂しいから、みんなと同じように普通に生きたい。
私は、全部、諦めました。
ひとつ残らず全部、諦めました。
持ち前の想像力で、エンプティチェアっていうのをして、たくさん昔の私とお話ししました。
全部、昔のことを思い出して寂しくて辛いから、諦めてもらいました。
頑張って、お話ししました。
泣いたり、怒ったりしながら、お話ししました。
10年以上、それをして、やっと、声に出せました。
もし、やってできたら、私よりすごい。
頭の中の声を止めるのに10年以上かかったのは疲れました。
私は、普通に生きたいから、頑張りました。
自分で生きていきたい。
自立したい。
なら、頭の中じゃなくて声に出して考える。お話ししながら考える。
誰もいないけど、私が聞いてくれるから大丈夫。
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