妻に鉄フライパンの扱い方を教えてもらった
ある日の妻は「ちゃんと面倒を見るから、この子買って良い?」とペットを飼うみたいに鉄フライパンを買った。
扱いが難しいことで知られる鉄フライパン。
宣言どおり、数年経った今も妻が面倒を見ている。
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いまnoteのお題企画「#家事分担の気づき」によせて、我が家の家事分担について考え直している。
鉄フライパンも妻だけが面倒を見てるから分担っちゃ分担。
とはいえ、僕があえて使い方を覚えず、妻に扱いを任せている状態はどうなんだろう?なんだかただ押し付けているだけな気がする。
僕が鉄フライパンを扱えるようになれば、妻が忙しい時などは、代わりに面倒を見ることができる。絶対にこっちの方がいい。
どちらもできるようになった上で、どちらかに任せている状態こそ、正しい家事分担なのではないかと思った。
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昨日の昼、コンロには鉄フライパンが乗っていた。おそらく妻が卵焼きを作ったのだろう。
使ったままの洗っていない状態(に見える)。妻はいま会議をしてるし、時間がなかったのかな。
せっかく出ていたので、僕も自分用に卵焼きを作った。フライパンは元の場所にそっと戻しておいた。
会議を終えてキッチンに戻ってきた妻。フライパンに気づき、不思議そうにしている。
「ごめん、さっき使ったよ。」と伝えると、「なるほどね。これ水洗いして乾かしておくといいんだよ。」と教えてくれた。
鉄フライパンは
①水で洗って
②しゅろのたわしでこすって
③煙が出るまで熱して
④うすく油を塗る
ここまでして完成らしい。
やっぱり大変だ。
ちなみにコンロの上に置いてあったのは、③まで完了しているフライパンだった。申し訳ない。
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ピロリンとレベルが上った。
どうやら僕も鉄フライパンを扱えるようになったらしい。
わざわざ分担しなくてもいいことが増えた。