ベトナムの生活のインフラ⁉︎Grabアプリが最強すぎる
ベトナムで市街地を移動する際にはタクシーの利用が主流です。タクシーを呼ぶ際には、アプリ「Grab(グラブ)をダウンロードして利用すると便利です。移動が非常に楽で、ぼったくりの心配も激減します!Grabはタクシーを呼べるだけではない、最強すぎるサービスなので、Grabの魅力について書きます。
Grabとは
2012年に創業したマレーシア発の配車アプリ"Grab"を運営する会社。東南アジアに展開され、ベトナムでも利用可能です。元々ベトナムにはXe om(セオム)と言って、個人のバイクドライバーが移動希望者と直接交渉してタクシーならぬバイクタクシーとして、乗客を目的地まで乗せていました。もちろん、タクシー会社が営業している車のタクシーも今でもたくさんあります。
近年では、配車をオンラインアプリでできるようになり、ドライバーと乗客がマッチングされ、希望する場所まで迎車できるようになりました。日本でも、今ではタクシーを呼べるアプリがありますね。Uber、DiDi、GOなど…ベトナムにも2018年までUberがあったのですが、撤退し、あっという間にGrabが主要サービスになりました。Grab以外にもBeなど、競合サービスはあります。
Grabでできること
ベトナムの場合はタクシーやバイクタクシーの配車、デリバリー、ホテル予約、宅配、保険サービス、ギフト券送付など、、サービスの幅が広い!インフラだ!!!!!
国により、利用可能なサービスや仕様がやや異なります。その国のニーズに合ったサービス提供をしているのですね。
Grabの何がそんなにいいの?
Grabって何がそんなにすごいのでしょうか?私が考えるGrabの魅力を書きます。
とにかく移動の利便性が向上する
アプリを開いて行き先を入力してbookを押すだけ!近くにいるドライバーが来てくれます。わざわざタクシーを捕まえなくていいし、行き先もすでに伝わっているのでとても楽。しかもクレジットカードを登録しておけば、会計も楽すぎる。
明朗会計の実現
これは大きい。ベトナムだと特にベトナム通貨のドンの桁数が多くて、それをいいことにぼったくられる外国人もいる。配車するタイミングから金額が明示されて、事前に料金がわかるのは本当に安心でありがたい!
言葉の壁を越えられる
外国人だと、行き先をうまく伝えられない、金銭授受のやり取りに苦戦するといったこともあるかもしれません。
Grabでは上述の機能があるので乗り越えられるし、ドライバーに会えるまでの、"今どこ?""もうすぐ着きます"といったメッセージのやり取りもアプリ上で可能。自動翻訳してくれるので、外国人でもわかりやすい。アプリも英語で利用可能。
ただ、アプリを通して通話も可能であるものの、こればかりはベトナム語ができないと会話が成立しない笑
すぐ電話が来るのですが、会話が成り立たず、OKOKだけお互い言い合い、何もわからない笑 すみませんベトナム語がんばります🙇♀️
他サービスとの連動、アプリ一つでできることがたくさん!超便利
Grabのアプリひとつあれば、送金やデリバリー注文、ホテル予約など一通りできます。使えば使うほどお得なクーポンが付いてきたりもします。
日本だとPayPay、タクシー配車GO、UberEatsデリバリーなどそれぞれのサービスがありますが、Grabなら全てを済ませられるのはかなり便利では!?それぞれのサービスを使ってRewardsポイントも貯められるからお得。
しかもGrabは東南アジア各国で展開されていて、一つのアプリで別の国に移動すればそのまま使えます。国によって、利用可能なサービスはやや異なるのですが、例えばカンボジアに行ったらトゥクトゥク🛺が配車できるようになったり。
そういう違いが面白いですし、その国に合わせたサービス展開をしているところがすごい。だから、各国でシェアを伸ばしているのでしょう。
雇用・ビジネスチャンスの創出にも貢献
ちょっと観点は変わりますが、このサービスが登場したことで、雇用機会も増えたと思っています。というのも、人々はタクシー会社に就職しなくても、ドライバーになれます。本業の合間の好きな時間に稼働してお小遣い稼ぎとしてドライバーをやることも可能。
Grabはあくまで個人のドライバーと乗客をマッチングしているだけ。気軽にドライバーになれるようになり、雇用創出にもつながります。ドライバー数は公開されていませんが、数万人程度にも上るのではないかと言われています。
また、雇用とはやや異なりますが、こういったサービスがあることで飲食店も遠くにいる顧客にも料理を食べてもらえるようになったりと、ビジネスチャンスも広がっていますね。
Grabって安全なの?
数百回は利用していますが、バイクと車のタクシーともに危険を感じたことはありません。密室で襲われる、盗まれる、みたいなことはめったにないと思います。あとはタクシーでもなんでもそうだけど、最終的には人による、となってしまいます。
ドライバーは毎回乗客に評価される仕組みであり、高評価のほうがドライバーにも有利に働くようになっています。緊急事態になればGrabアプリから通報も可能。通報してどれくらい対応してくれるのかはちょっとドキドキだけど、、
バイクは車両が古かったり、ちょっと強引な運転をする人もいて乗っててたまに怖いこともあるけれど、、あと貸してくれるヘルメットが緩くて手で押さえながら乗るとか、、
でもバイクも荷物が多ければ前の運転台のところに乗せてくれたり、雨が降ればレインコートを貸してくれたり、優しいGrabのドライバーさんばかりで私はベトナムに住んで毎日営業外回りで利用していたけれどGrabで嫌な思いをしたことはないです。
Grabを使いこなして、快適なベトナム滞在を
日本でUberやUberEats、Paypay等が広く普及する前からベトナムではGrabが台頭していました。みんなが当たり前のように「Grab」「Grab」と言っていて、街中にもGrabの緑色のジャンパーを着たバイクであふれている。すごすぎる、と私はITサービスの威力に感動してしまいました。こんなにも人々の生活を変えらえれるのか、と。
もちろん、ベトナムにはGrab以外にも同様のサービスがありますし、Grabはベトナムだけに限ったサービスではありません。
ですが、東南アジアでシェアがかなり大きいこのサービス、私自身もずっと使っていて本当に素晴らしいと思ったので今回はGrabにフォーカスして書いてみました。
Grabを使いこなして、快適なベトナム滞在を!
詳しい使い方はこちら!ベトナムの生活情報サイト・ポステによくまとめられています。
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