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観たことを「絶対に後悔しない」超名作映画5選

実は映画が好きです。
お気に入り映画を挙げれば枚挙にいとまがありませんが、もう、誰が見ても絶対に後悔しないであろう超名作映画だけを厳選に厳選を重ねて選んでみました。
あまりに有名すぎる作品ばかりですが、古い映画も多いので是非見て下さい。



タイタニック



王道中の王道で申し訳ないのですが、いわゆる「現代版・ロミオとジュリエット」というやつです。
もう現代、と言える時代の作品ではなりつつありますが…。
身分の違い(映画では身分の違いを船内の客室のグレードというわかりやすいフレームに納めているところも本当に秀逸です)を超えて恋に落ちた二人の悲しい恋の結末…。
現代に生きる一人の老婆の回想シーンから始まるラブストーリーなのですが、単なる恋愛映画ではなく、現代のシーンの中に、伏線が目一杯散りばめられており、2回、3回と観ると「あ、このシーンはここの伏線回収だったのか!」驚きと感動が観れば観るほど深まる、というとんでもない恋愛映画です。
歴史に残る名作。何度見ても面白い。
主人公以外のキャラクターも魅力的で、愛に溢れた映画です。
(僕は、音楽家たちの最後のシーンが大好きです)



バック・トゥ・ザ・フューチャー



説明不要の超有名作品。
CGが発達した今の時代に、この時代のCG技術はちゃっちくみえてしまいますが、それを差し引いても完璧すぎるワクワク展開と、伏線回収。
この作品の何が凄いかというと、シリーズものにもかかわらず、1,2,3と全てが面白い。
シリーズ化すると作品のクオリティにムラが出がちですが、どれもが面白いので、1から3でどれが好きかと聞かれても、答えられないです。
特筆すべきは、1の伏線を2で、1,2の伏線を3で回収し、3の伏線を1で回収するという無限伏線回収ループ。

主人公マーティーが1の後半にチャック・ベリーの演奏をするシーンは、作品の本筋とはほとんど関係のないシーンなのですが(ストーリーを繋げるために意味を持たせているシーンが多い本作の中で若干毛色の異なる長尺シーンなのですが)、個人的にはここが一番好きです。
なぜ好きなのか理由が説明できないのですが、このシーンは映画史に残る名場面だと他の記事で紹介されていたので、世間的にもこのシーンを気に入っているファンが実は多いのだということを知りました。
好きに理由なし。理屈よりも感性。
合理的に組み立てられている本作の中で、遊びのシーンこそが最高の名場面というのもヨダレモノです。


ショーシャンクの空に


音楽関係者の中であまりにファンが多いこの映画。
例えば、Mr.Childrenの楽曲の歌詞の中で登場したり、音楽漫画の金字塔『BECK』でも、主人公コユキがこの映画に影響されて「ある行動」を取ります。
ストーリーは所謂「脱獄もの」なのですが、単なる脱獄映画とは一線を画す作品になっています。
他の囚人たちとの触れ合い、そして周到に用意された脱獄とその後のプラン…。
名シーンがところどころにあるのですが、中でも好きなのは…
おそらく多くの皆さんと同じ「あのシーン」です。

主人公が「ある行動」をとったことで、数日の間、狭くて暗い独房の中で懲罰を受けることになりました。
独房から出ると、囚人仲間からこう聞かれるんです。
「あんな狭くて暗いところで退屈じゃなかったのか?」と
そこで主人公が返答した言葉とは…

それはもう、音楽ファン、音楽を愛するミュージシャンに刺さりますよね。


フォレスト・ガンプ 〜一期一会〜


もし世の中に1つしか映画を残すことができなくなったとしたら…
僕は迷わずこの作品を選びます。

夢、希望、愛、家族、この世のあらゆる理不尽、全てが詰まった愛に溢れた優しい作品です。
幼馴染との恋、幼馴染の抱える暗い境遇、母の愛情と別れ、立場を超えて芽生えた友情…。
1本の映画の中に、5-6本分の要素と満足感が詰まった超名作。
人生とは奇跡であり、そしてこの作品そのものが奇跡。
少し長い作品ですが、観たことを絶対に後悔しない映画です。
もしあなたが人生に疲れ、生きる意味を見出せなくなるくらい辛いところまで追い込まれたとしたら、是非この映画を見て欲しい。
そして観た人誰もが、フォレスト・ガンプに会いたくなる。


50回目のファーストキス


5つめは…とても迷いました。
きっとうまくいく、スタンド・バイ・ミー、猟奇的な彼女、あの頃君を追いかけた、あの頃ペニーレインと、グッド・ウィル・ハンティング、バタフライ・エフェクト、君に読む物語、ローマの休日、(500)日のサマー…

迷いましたが、選びました。
50回目のファーストキス。
所謂「記憶喪失もの」です。
最近のドラマだとアンメットとか、韓国映画の私の頭のなかの消しゴムとか、名作の多い分野ですが、私のイチオシはこれです。
感動する場面もとても多いのですが、途中、主人公がヒロインの気を惹くために何度も何度も色々な手段でナンパを仕掛けていくのが、チャーミングでファニーで、温かい気持ちでクスリと笑えてしまいます。
ラストシーンも美しくて、優しくて、最高の余韻に浸れます。
日本版もありますが、オリジナル版のクオリティが最高です。
ご賞味下さい!

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