開放されると収拾つかなくなる
卒論が終わったら自分の好きなものを買おうという希望の元何とか終わらせた。
もちろん、好きな物は買った。NARUTOとBLEACH全巻、そのための本棚。
NARUTO全巻も届き、本棚も組み立てたので入れてみた。いい感じ。BLEACH全巻入るスペースないけど。前使ってた本棚に入れるからいいか。
新しいものが増えてウキウキして一段落も着いたのでTwitter見てた。
推しのバントのグッズのクーポンが入ってきた。そういえばグッズまだ買ってなかったな。
買う日を見ていたから今でいっか。一覧を見る。そういえばピックがついていたの忘れてた!ギターも買いたい!(初心者)
それでギターを買うかにまず迷った。アコギかエレキという最初の選択肢に追われ、椎名林檎も好きだし、スピッツも好きだし、すぐに弾けるようになりたいしらバンドみたいな音も出せるようにしたい。どうしよう。
とりあえずエレキにした。YouTubeでエレキについて調べていたら、初心者用のギターセットはどうかという動画にたどり着いた。
あ、それがあるじゃん。今まで「高いから」と決めつけて買ってこなかったんだろう。
そんな自分を悔いた。
でも、最近大きな買い物といい、好きなものをバカスカ買ってしまったからどうしよう。
自分が金遣いの荒い奴みたいで嫌気が差す。
家族から言われてきた「あんたは本当に金遣いが荒いんだから」って言葉を思い出す。なんか悪いことをしているみたいだ。買うのが怖い。もし仮にギターにハマれなくて、使わなくなったギターを見て親に「せっかく買ったのに使わなくなっちゃって。どうするの?」とか言われのは嫌だな。でも音楽で自分を表現したい自分もいる。それが夢でもあったのに、なんか悪いことをしているみたいになるのは何でなんだろう。
間接的に出てきた親に付けられた枷に縛り付けられる。
そういえば、いつもこうだったなぁ。
ピアノやりたいと言ったら、「あんたはすぐ辞めるからダメ」と却下され、好きだったPCも受験勉強があるからと取り上げられ、運動部に入りたかったのに勉強しないからと言われて入れなくて、学年1位になったらケータイ買ってよって提案したら「そんなことしたらもので釣らないと頑張れない人間になる」と言われて却下され、椎名林檎にハマった時も変な目で見られ、ことごとく自分を否定されてきたなぁ。
今でも親に言われた言葉に縛られている。
そんな自分が嫌いだ。
それと、今からギターを買って練習できる期間ってどれくらいなんだろうと考えた。
実質2ヶ月。
12月が終わって正月が来て卒論の発表したら春休みが来る。社会人になるための準備期間。未だに就活は終えていないけど、社会になるのにそんなに長くないんだという事実を突きつけられたら、ギター買って楽しく思い描いていた人生ライフがあまり出来ないと、後悔し、ストレスになり、悲しくなり、辛くなり、どうしていいのか分からなくなり、お金がもっと欲しい、もっとモラトリアム期が欲しいと子どもになったり、色んな感情で綯い交ぜになってごちゃごちゃだ。
就活も卒論も、やるべき事を簡単にこなしている同級生が羨ましい。
そんな同級生と肩を並べられず、背中を見ている。
自分は皆みたいに出来ない。自分は何も出来ない。この先1人で生きていく自信が無い。
そんな言葉も自分の足枷になっていた。
親が付けた足枷と自ら付けている足枷がこんがらがってさらに私の身体も縛り付ける。
そんなんじゃ、あんまりだ。
失敗してもいいじゃん。人生これからだし、ギター買ったくらいでそう落ち込むなよ。まだ買ってないけど。そう突っ込めるならまだ元気あるよ。大丈夫だよ。神様に自分はギターにハマるように伝えておくから安心して買えよ。人生は1度きりってよく歌っているじゃねぇか。1度きりを楽しみな。ちゃんと時間があるんだからさ。やりたい時にやっておきな。
そんなに考えていたらもう朝の7時になるよ。
追伸:結局ギターは買いました。エレキです。私の道開くよ!