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「誰得?」hiphop和訳&解説 Black Moon「Who got da props」(prod.DJ Evil Dee) by ChatGPT



### [Verse 1: Buckshot]

**Put up, what up? Bo, Bo, Bo!**  
「よっしゃ、どうや?ボー、ボー、ボー!」  
(※注: "Bo" は掛け声的な意味合いで使われとる。)

**Suckers wanna flow, but they got no show**  
「へなちょこどもがフローをかましたいけど、ショーにはならん」

**So, I'ma grab the mic, flip a script and leave ya stunned**  
「だから俺がマイクを握って、流れを変えてお前らを驚かせたる」

**Buckshot's the one that gets the job done**  
「仕事を成し遂げるのは、この俺、バックショットや」

**Mic check, I get paid to wreck your set**  
「マイクチェック、俺はお前のセットをぶっ壊して稼ぐんや」

**Get ready and jet 'cause I'm a threat to your fret**  
「覚悟しとけ、逃げ出せや、俺はお前の不安の元やからな」

**No holds barred and complete move fakers**  
「手加減なしや、フェイクな動きは一切なし」

**Best to play the back and watch your girl, I might take her**  
「後ろに引っ込んで自分の女を見張っとき、俺が奪うかもしれんからな」

**If she's a crab, I'ma diss her then slide**  
「もしあいつがガラ悪かったら、ディスってから消えたるわ」

**If she try to riff, I got my Smith on my side**  
「もしあいつがもめたら、俺にはスミスがついとる(銃を指してる)」

**Word to God, here I come so make way**  
「神に誓って、俺が来るから道を空けとけ」

**Rugged and raw, killing your set every day**  
「荒々しく、生々しく、毎日お前のセットをぶっ潰す」

**Microphone check, one, two, here we go**  
「マイクチェック、ワンツー、いくで」

**And I'ma let you know who got the flow**  
「誰がフローを持ってるか、教えたるわ」

**Spitting my verbs like an automatic weapon**  
「動詞を自動小銃みたいに吐き出す」

**Suckers keep stepping 'cause I'ma let you know**  
「へなちょこどもはどんどん前に出てくる、俺が教えたるからな」

### [Chorus: Black Moon]

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**5ft, Evil Dee, and Buckshot! (Bo!)**  
「5ft、イーヴィル・ディー、バックショット!(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**5ft, Evil Dee, and Buckshot! (Bo!)**  
「5ft、イーヴィル・ディー、バックショット!(ボー!)」

### [Verse 2: Buckshot]

**One Mississippi, two Mississippi**  
「ワン・ミシシッピ、ツー・ミシシッピ」  
(※注: ミシシッピは秒を数えるためのリズム的な言葉)

**Sucker tried to diss me so I played him like a hippie**  
「へなちょこが俺をディスろうとしたから、ヒッピーみたいに遊んでやったわ」

**From the 60s, but I'ma get paid from the 90s**  
「60年代のヒッピーやけど、俺は90年代で稼ぐんや」

**Quick to play you Little Rascals out like Stymie**  
「すぐにお前らをスタイミー(ドラマのキャラ)みたいにおちょくってやるわ」

**Kicking flavor with my Life Saver techniques**  
「ライフセーバーみたいな技術でフレーバーをキックする」

**Guaranteed to move feets and I go on for weeks**  
「足を動かすことは保証するし、俺は何週間でも続けるで」

**Maybe years if my peers give me ears to fill**  
「もし仲間が耳を貸してくれたら、何年でもやるかもな」

**Lick off a shot and act ill, parlay then chill**  
「一発かまして、狂ったように振る舞って、そんでリラックスや」

**See, I paid my dues, now you can't tell me nothing**  
「俺は自分の義務を果たしたから、もう何も言わせへん」

**This is dedicated to the ones who kept fronting**  
「これは、ずっと見栄を張ってた奴らに捧げるわ」

**The ones who tried to diss and pose high? Oh no**  
「ディスって高飛車に振る舞おうとした奴ら?おお、ありえへん」

**Just 'cause you had 'lo, see, now I got dough**  
「お前が"ロウ"を持ってたからやろ?ほら、今や俺が金を持ってるんや」

**And I'm paid out my rectum, meaning my backbone**  
「俺は尻から出るくらいに稼いでる、つまり俺の根っこやな」

**Grab the mic, flip a mad script to your dome**  
「マイクを握って、お前の頭に狂ったフローを浴びせる」

**Suckers, I kick 'em like taekwondo**  
「へなちょこどもをテコンドーみたいに蹴っ飛ばす」

**Guess and 'Lo, from head to toe to let you know**  
「頭からつま先まで、ゲスとロウで固めてお前に教えたるわ」

### [Chorus: Black Moon]

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**5ft, Evil Dee, and Buckshot! (Bo!)**  
「5ft、イーヴィル・ディー、バックショット!(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**5ft, Evil Dee, and Buckshot! (Bo!)**  
「5ft、イーヴィル・ディー、バックショット!(ボー!)」


### [Verse 3: Buckshot]

**I'm the rugged operator like Arnold Schwarzenegger**  
「俺はアーノルド・シュワルツェネッガーみたいなタフなオペレーターや」

**Buckshot quick to play your nigga like Sega**  
「バックショットがすぐにセガみたいにお前の仲間を遊んでやる」

**Smooth trigger-happy snappy, keep my hair nappy**  
「スムーズでトリガーハッピーでサッパリ、髪はナッピー(縮れ毛)に保つ」

**When I swing an ep, girls call me "big pappy"**  
「俺がEPをスイングする時、女の子たちは俺を"ビッグ・パピー"って呼ぶんや」

**I used to play a game called "Ring Around the Rosey"**  
「昔は"リング・アラウンド・ザ・ロージー"ってゲームをやってた」

**But now I play the mic, that's why the whole world knows me**  
「でも今はマイクを握ってるから、世界中が俺を知ってるんや」

**I'm sort of like a Chevy, heavy when I bumrush**  
「俺はシェビー(車)みたいなもんで、突撃する時は重たいで」

**You'd better bring your whole damn crew or get your head crushed**  
「お前のクルー全員連れてこい、さもなくば頭を砕かれるぞ」

**Sucker, 'cause I'ma set it off with one shot**  
「へなちょこども、俺は一発で全部を始めるからな」

**One trigger, one nigga, 'nough heads drop**  
「一つのトリガーで、一人の奴で、頭がごっそり落ちるんや」

**Don't even try to play me out, cause static**  
「俺を遊び半分で扱うな、トラブルになるからな」

**Buckshot Shorty, he sounds like an automatic**  
「バックショット・ショーティ、彼は自動的に響くんや」

**Rip the set, my friend's mad tight**  
「セットを引き裂いて、仲間が超締まってる」

**'Cause I rocks the mic and keeps the crowd hype**  
「俺がマイクを握って、群衆を熱狂させるからや」

**Straight from Bumrush, I crush and cause chaos**  
「バムラッシュから直行、俺は押しつぶして混乱を引き起こす」

**Yo, and I'ma let you know**  
「よっしゃ、教えたるで」

### [Chorus: Black Moon]

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**5ft, Evil Dee, and Buckshot! (Bo!)**  
「5ft、イーヴィル・ディー、バックショット!(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**5ft, Evil Dee, and Buckshot! (Bo!)**  
「5ft、イーヴィル・ディー、バックショット!(ボー!)」

### [Verse 4: Buckshot]

**One, two, melody shows**  
「ワン、ツー、メロディが現れる」

**And before I flip a script, you know I must keep you dozing**  
「スクリプトをひっくり返す前に、お前らをうっとりさせなあかんって分かってる」

**Into the stage of the Buckshot Shorty**  
「バックショット・ショーティのステージに突入や」

**Son, pass the boom, keep the top on the 40**  
「息子よ、ブームを回せ、40オンスのボトルのキャップは外すな」

**Never ever ever get played: Kill that!**  
「絶対に遊ばれへん:ぶっ殺せ!」

**Bust a mad cap in your back 'cause I'm all that**  
「お前の背中に狂ったキャップをぶち込む、俺はその全てやからな」

**Straight from Crooklyn, better known as Brooklyn**  
「クルックリンから直送、ブルックリンとしてよく知られてる場所や」

**E-loop the hook and your whole beat's took'n**  
「フックをループさせて、お前のビート全部奪ったる」

**Must take charge, bomb guard, I'm the man**  
「指揮を取らなあかん、爆弾守るで、俺が男や」

**Bust my plan, it feeds back on my fam**  
「計画を実行して、それが家族に還元されるんや」

**Once I cruise, pay dues, I never lose**  
「一度クルーズに出たら、代償を払って、絶対負けへん」

**When I break on fools, wake up, you don't snooze**  
「愚か者を打ち砕く時、目覚めるんや、居眠りしてるやつは目ぇ覚ませよ」

**Bust a move, I get smooth like Roadie**  
「動きを決めて、俺はロードーみたいにスムーズにいくで」  
(※"Roadie"は音楽機材のスタッフのことやけど、この文脈では「なめらかに」ってニュアンスやな)

**Kick it like the Four Horsemen, yeah, you know me**  
「フォーホースメン(聖書に登場する4人の騎士)みたいに蹴りを入れる、あぁ、俺のこと知ってるやろ」

**Booming like a speaker with my hundred-dollar sneakers**  
「俺の百ドルのスニーカーで、スピーカーみたいに響かせる」

**Baggy black jeans, knapsack and my beeper**  
「ダボっとした黒いジーンズに、ナップサック、そしてポケベル持ってるで」

**Keep a fresh cut, never see me with a busted 'fro**  
「いつも新しいカットにしてる、俺がボサボサのアフロでいるのは見たことないやろ」

**And I'ma let you know...**  
「そして教えたるで…」

### [Chorus: Black Moon]

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**5ft, Evil Dee, and Buckshot! (Bo!)**  
「5ft、イーヴィル・ディー、バックショット!(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**Who got the props? (Bo!)**  
「誰が称賛を得たんや?(ボー!)」

**5ft, Evil Dee, and Buckshot! (Bo!)**  
「5ft、イーヴィル・ディー、バックショット!(ボー!)」

### [Outro]

**We Just Let your all got the Props! Yeah! Yeah! check This Out!**  
「俺たちはお前らにプロップス(称賛)を与えたんや!イェイ!イェイ!これをチェックしとけ!」

**Chuck chillout (Yes, we got the props!)**  
「チャック・チルアウト(そう、俺たちはプロップスを手に入れた!)」

**Red Alert (Yes, we got the props!)**  
「レッド・アラート(そう、俺たちはプロップスを手に入れた!)」

**Kid Capri (Yes, we got the props!)**  
「キッド・カプリ(そう、俺たちはプロップスを手に入れた!)」

**Awesome two (Yes, we got the props!)**  
「オーサム・トゥー(そう、俺たちはプロップスを手に入れた!)」

**Bobbito (Yes, we got the props!)**  
「ボビート(そう、俺たちはプロップスを手に入れた!)」

**Stretch Armstrong (Yes, we got the props!)**  
「ストレッチ・アームストロング(そう、俺たちはプロップスを手に入れた!)」

**B-Minus (Yes, we got the props!)**  
「B-マイナス(そう、俺たちはプロップスを手に入れた!)」

**The Whole Clan! (Yes, we got the props!)**  
「全員が!そう、俺たちはプロップスを手に入れた!)」

**Yeah! (Shouting)**  
「イェイ!(叫び)」

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Black Moonの「Who Got Da Props」は、1993年にリリースされたヒップホップの名曲で、グループのデビューシングルとしても知られています。この曲は、ニューヨークのアンダーグラウンドヒップホップシーンを代表する作品で、リリース当時、かなりのインパクトを与えました。以下は、この曲の背景や重要なポイントについての解説やで。

### 1. **アーティストと背景**
  - **Black Moon**は、MCの**Buckshot**、DJの**Evil Dee**、そして5ftから成るグループ。彼らは、ブルックリンを拠点に活動していて、デビューアルバム『Enta Da Stage』によってヒップホップシーンに登場した。
  - この曲「Who Got Da Props」は、アルバム『Enta Da Stage』に収録されており、リリースと同時に彼らの名を一躍有名にした。
  - 曲は、90年代初頭のアンダーグラウンドヒップホップの特徴である、硬派で荒々しいリリックと、サンプリングを多用したビートが際立っている。

### 2. **リリックとテーマ**
  - **「Who Got Da Props?」**というフレーズは、「誰が称賛(プロップス)を得たのか?」という意味で、ここでは自分たちがどれだけリスペクトされているか、シーンでの評価や存在感を強調してる。
  - Buckshotのリリックは、彼自身のスキルやクールさ、ブルックリン出身であることへの誇り、そして敵対するMCたちへの挑戦を描いている。彼は自身のスタイルがいかに優れているかを示すことで、ヒップホップ界でのプロップス(称賛)を得ようとしている。
  - リリック内で出てくる言葉やフレーズは、当時のストリート文化やヒップホップシーンを反映しており、当時のリスナーには非常に共感を呼んだ。

### 3. **音楽的特徴**
  - この曲のビートは、Evil Deeによるサンプルが特徴的で、ジャズやファンクからのサンプルをベースに作られている。この時期のヒップホップは、サンプリングが重要な要素で、ビートメイキングの技術が評価されることが多かった。
  - ミニマルなビートと、Buckshotのラップが織りなす緊張感のあるトラックが、アンダーグラウンド感を強調している。

### 4. **影響と評価**
  - 「Who Got Da Props」は、Black Moonを一躍有名にし、彼らがブルックリンを代表するヒップホップグループの一つとして認識されるきっかけとなった。
  - この曲は、その後のヒップホップにも大きな影響を与え、特にニューヨークのヒップホップシーンにおいて、アンダーグラウンドから主流へと進出するモデルとなった。
  - 現在でも、この曲は90年代のヒップホップを象徴する名曲として、評価され続けている。

総じて、「Who Got Da Props」は、Black Moonのデビュー作としてだけでなく、90年代ヒップホップの重要なマイルストーンの一つとされてるんや。この曲は、彼らのスキルとスタイルを証明し、彼らをヒップホップシーンの中で際立たせる役割を果たしたんや。

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