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猫でも書ける観戦記~in湾岸将棋LIVE~

はじめの一歩

好奇心は猫を殺す~Curiosity killed the cat~

何か面白そうなことに首を突っ込もうと思うとき、このイギリスのことわざがふと頭がよぎる。しかしよぎるだけで結局突っ込んでしまうのは、最終的に後悔したり死んでしまうことが少なく、突っ込んでみてよかったってなる事の方が多いからと思うのだけど…この観戦記プランに首を突っ込んだことが、どういう結末になるのかは最後まで分からないが、今現在は瀕死の猫になりつつ書いている。

~ありのままに起こったことを話すぜ~

さて…これを書いている頃には、他の観戦記プラン参加者の方々は皆様観戦記を仕上げ公開されている。

・YUKIさんの局面図をふんだんに取り入れた正統派観戦記 

・そしてステキ近藤先生特集

・きなこさんの素敵画像の数々と要点など簡潔にまとめられた観戦記

・鳩さんの思いのこもったボリューミーなそれでいてサクッと読める観戦記

・鳩さんはなんと熱い思い満載で観戦記後編もあるんですよ

三者三様にめっさ面白くて読み応えあって素晴らしい。そこで自分は何を書けるんだろうと思い悩むには時間はかからない訳で……解説できる棋力は元々無く、かっこよく画像を纏める技量も無く、熱く思いの丈を綴りそれをきちんと人様にお見せできる物にできる文章力も無く…どうしようどうしようとなってしまったわけですが…結局残された音源と画像とメモ書きで何とか書いていくしかないなという感じで行こうと思います。

次の投稿の観戦記からは先生方の会話など聞き取れた部分だけありのままに書く文字起こしマシーンとなってまとめていきます。

古石場

 江東区は河川に囲まれた地である。特に今回の会場の古石場文化センターがある江東区深川南地区は縦横に川が流れ少し歩くだけで川と橋にあたるような地域である。これは江戸の頃からの徳川の治水によりできたもので、会場を挟むように川があり裏には親水公園があり長閑な日常が垣間見える。

古石場文化センターには図書館や深川出身の小津安二郎監督の足跡をたどったスペースなどあり地域の住民の気軽に立ち寄れる場所となっている。

(棋譜ログ風地域紹介)

教室

普段教室は江東区でも湾岸エリアと呼ばれる開発が進んだちょっとこじゃれた場所がメインなのだけど、今回は近くに富岡八幡宮のある下町エリア古石場で行われた。(今回はLIVEの和室のために古石場で教室だったが、普段は振り飛車研究会がよく古石場でやってるイメージだが湾岸先生の抽選運にかかっているだけなので意図はないと思う)

普段の教室は午前の部、午後の部、少数指導の夕方の部と別れている。
今日は午前の部は戸辺先生、午後の部は近藤先生山本先生が加わり行われた。戸辺先生は朝から6時間近く指導された後の湾岸王戦となった(ハンデ?)

教室での撮影は教えていただくことに、いっぱいいっぱいになってできないので詳しく知りたい方は こちら へどうぞ

午前の部戸部先生の様子。後で話されていたが、戸辺先生は指導中に詰みなどの読みをいつもより深くいれ、対局に向けてウォーミングアップされていたそう。

午後の部の様子この日は大人も子供も多く参加し、大人を指導する時と違う先生方の一面も見ることができる(自分の事に集中しましょう)

会場

教室も終了し将棋LIVEの会場へ移動する約44畳の和室の奥に舞台があり引幕が引かれている。さながらいにしえよりの温泉施設の宴会場のようだ後ろの方にはカラオケ機器まであった。温泉施設なら座布団並べてトドのようにぐでっとするけども、ここは…ここは対局場…

ぼへっと待っていたらガラガラと音をたて引幕が開かれた、そこにはホワイトボードに本日の対局者の注文品が書いてある。湾岸先生が仕込んだ小ネタだ。アルフォート3個追加?頭の中で行儀良く12個並んだ帆船チョコが頭に浮かんだ…あれを3個?3欠け?3箱??そんなことを考えている間に湾岸先生の諸注意も終わりいよいよ湾岸将棋LIVEの始まりである。

ぱちぱちぱち~っと若手の芸人さんのように拍手をしながら入場してくる先生方に(近藤先生はしていない)、より一層の宴会場感が増した。このトリオ漫才のツッコミは誰だろうという思いが頭をよぎる順当に考えると戸辺先生だろうか…しかし山本先生のボケを「そうなんだ~」となんでも受け入れてしまいそうである…近藤先生?多分ご自身三人の中で自分が一番しっかり者だと思っているけど傍から見たら天然のクールドジ男子に見えるタイプではないだろうか…山本先生…きつくツッコむタイプではないがそつなくこなしてしまいそう…しかしそうなるとボケがこのお二人か~……などと脱線してみたが先生方が漫才を始めるわけでもなく意気込みなどを語られ湾岸王防衛戦の幕は切って落とされた。

そのに一局目に続く

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