機嫌のデザイン まわりに左右されないシンプルな考え方 (読了オススメ本)
どうもひげあんです。ブランディングを推進しています。ブランディング、マーケティング、デザイン関連、ぼくが読んで良かったという本をご紹介しています。
この本は、デザインのテクニックやツールのお話しではありません。デザイナーや事業を推進するひとの心得になりそうなバイブル本と思いました。
タイトルですぐ
機嫌の?
デザイン?
ぼくにはすでに好きな感じ、いい感じタイトルです
デザインとは
デザインとはなんとざっくりした言葉でしょう。
ひとによってその回答は千差万別ではないかと思います。デザイン業界28年目のわたしも全般としては簡潔な言及は難しいです。
状況によります。なぜなら世の中にあるひとが関わって作ったものはすべてデザインされているとも言えるからです。デザインすごいです。デザインにはチカラがあります。デザインでなにかしらいい感じにできるかもしれません。
お時間あるときに「Design」の意味や翻訳を調べていただけると良いです。
日本語のデザインがかっこいいデザイン、かわいいデザインなど意匠のイメージが強く持たれているだけで、もとからデザインには大きく2つの意味があるわけです。狭義デザイン、広義デザインというワードがあります。良し悪しでもなくそういうものでどちらも大事で必要です。
またアートとデザインは異なります。
デザインはなにかを達成するための技法です。
デザインとはね、イメージ
パンフレットをデザインする
ホームページをデザインする
車をデザインする
言葉をデザインする
行動をデザインする
家をデザインする
社会をデザインする
このように膨らますこともできます。
これらを良くするためには見た目だけのことではないのは感じることができます。調査や設計が必要でしょうし、誰かにそれを伝えるためには、意図を伝えなければなりません。そして好感を持ってもらわないとなりません。
それぞれ細かくも目的があり、最終的には大きな達成する目的があるはずです。
ビジネス、昨今のプロダクトでも顧客起点や顧客体験、UXというワードががあります。ビジネスとひと、プロダクトとひと、社会もビジネスも、ひととひと。ならばひとを考えていくのが近道です。
ひとの気持ちをデザインする。 いい方向にする
人間関係をデザインする。 いい方向いする
良い意味でそうできたら良いですよね。
さて著書は「機嫌」です。
機嫌のデザイン
機嫌には嫌というネガティブな言葉が入っています。なのに「ご機嫌よう」「ご機嫌いかが?」「機嫌が良い(悪い)」いろいろな言い方がありますが、どちらかというとポジティブな良い印象があります。深堀りたい、調べてみたところ仏教言葉のようです。気になった方はさらに調べてみるのもおもしろいと思います。
さて著書はとてもいい感じです。
プロダクトデザイナーの秋田道夫さんの感覚と文章はおだやかで、ぼくの目指すところです。
機嫌をデザインするということ。前記してきた「機嫌」「デザイン」を合わせて考える。
機嫌はひとの気持ち
日常の気持ちを良くするために意図を持って行動してみよう。
日々機嫌よくいよう。
そんなことができたらすばらしきです。そこにすごくがんばってがんばって注力する日々というのもなんだか違う気もしますし、そうではありません。
その逆を考えることもヒントになりました。「まわりに左右されないシンプルな考え方」サプタイトル。
機嫌が悪くなるときはどんなときだろう?ヒントは、
ひとと比べてしまったとき (よくなかったとき
過度に期待してしまったとき (よくなかったとき
著書のなかで綴られていた言葉やぼくの感触、
機嫌がいいとかかわるみんないい感じなのでは
ぼくは禅の言葉も多少好きですが、この著書は禅に近いものがあると感じました。すこしドライに割り切ることも人間場合によっては必要。内向きに自分への内省。外向きにはひとの気持ちを慮る、でも無理はしないで行こう。
今のビジネス領域で求めたれている事業アイデアでも、プロジェクトの進行でも、お客様対応でも繋がるところがあると思いました。
2度目を読み終えたところです。
もちろんデザイナーにもおすすめです。
デザイナー以外のビジネス領域、経営者、管理層にも読んでいただきたいなと思いました。
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