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デザイナーがレゴシリアスプレイを体験してきた。割と詳細レポ、内なる気づき。
こんにちは。おやつを支給されご満悦のひげあんです。
ある休日、すこし仕事風の会合に出てきました。
お題の通りレゴです。
え!レゴなのに仕事?
そうなのです。
レゴシリアスプレイってご存知ですか?
(ちなみに私は知りませんでした。)
レゴを使ったワークショップです。
レゴ・シリアス・プレイ
意味とすると
おもちゃの レゴ を
シリアス に
プレイ する
レゴシリアスプレイお誘い
わたしは小さな地域のコミュニティに属しています。そこで「こんどレゴごにょごにょプレイの体験あります。行ってみたいひといますか?大人の真面目なレゴです。」という告知があり単純におもしろそう!と食いついて行ってきました。もちろんレゴLEGOは息子が小さい頃はよく延々とやっていました。
どんなものなのか、それはググることをお勧めします。それ自体はオフィシャルやほか記事がたくさんあります。私知らなくてヤバ。
まじめに研修会場にてプレイ
さて当日、市のコミュニティセンター研修室で大人たち、いくつかの団体から数人ずつが集まっていました。50〜60代のおじさんが多く、ほか30、40代辺りの女性たちです。起業、創業をしている、また支援する団体の会らしく、みなさんサービスを目指している方々のようでした。
プログラムは正しく決まっていて、専門のファシリテーターの方がいてリードしてくれました。(このプログラムはファシリテーターさんの導き方次第でもあります。ディズニーのジャングルクルーズのようなものです、笑。)もちろんリードしていただかないとただのブロック遊びになってしまいますから。
今回は千葉県各地域で活動をされている影山さん、すでにファシリテーターになって経験もあるようで、やんわりカジュアルさくさく進めてくれて気持ちいい感じでした。
さて、初めの指示は。
席をシャッフルして知らない方とチームになってレゴシリアスプレイです。
え!?
そうきましたか、人見知り、笑
交流や、気づきのためにあえてシャッフルなのだとか。それはそれはそうか。
いくつかレゴブロックで作品を作るなかでいろいろな手法、気づきを得るワークショップになるということでした。 (もちろんこの段階ではwhat,whatです。レゴ好きやで〜)
少なすぎるレゴにて開始
最初はとても限られた少ない個数のレゴを配られました。
01-01 お題が出て、それを作る。
ルール
「作るもののお題」と「あまり考えないで手で思うがままに作る。」
お題
まずは5個くらいのブロックでアヒルを作ってください。
ルール
3分間 手で作る
デザイン業、しかもビジュアルだけではない、物を作るなら作る前に意味を考え、売れるセールスデザインを推し進めているわたしはなんのこっちゃでした。
さて作ったものはみなさんバラバラ適当。考えてないですもの。
ただしこの作業の本当のところは、作ってからがシリアス。
作ったものに意味を与える。
作ったものにストーリーを後付けする。
それをプレゼンする。
01-02 それをプレゼン発表する
後から意味かい。湧き出させるんかい。答えがないんかい。これ、今の時代に必要なことかもしれないなと思いました。子供達にもさせてあげたいと思いつつも。。。
これは子供の頃はできていて、大人がビジネス、考えることに必死で忘れてしまったものだということでした。
作ったものにアピールポイントをみなに発表したり、他の方の発表を聞いたりしました。
(写真が見あたらず、、、かわいいアヒル作ったンデス)
しかしながら作品の出来やプレゼン内容ではないのです、考えない考え方、手法ですね。おもしろい。
02-01 またお題が出て作る
次はもうすこしブロックを増やしてお題を作りました。
お題
あなたの思うタワーを作ってください。
ここでもルールは、あまり考えないで作る。そのため短い制限時間、ここでは5分間。
02-02 プレゼンと今度は多少議論する
短い時間でわたしの作ったタワー
作ったあとに出たお題
そのタワーについての説明、アピールポイントを発表してください
ほれきた、苦手。
汗汗して、発表しました。正解はない、そうする行為に意味があるんだと信じて。
展望室、特別展望室、タワーには旗やろ、土台がしっかり広がっててほしい、高所恐怖症だから登らないで下から見るのもタワーです、おののくヒゲ。展望室は強化ガラスでクリアなんです😇僕は上りませんよ、笑
みなさんのアピールプレゼンもお聞きして、現実的な考え方をする方と、このレゴで、事業のことを抽象的に表現する方もいて、おもしろかったです。
03-01 選択肢の中から選んで作る
いくつか作品モデルがあってそのなかから選んで正確に作る。
それには難易度があって自由に選べる。
あやしい(笑)
これはクリエイター魂の見せ所とばかりに、3つも作りました。
そして次なるお題。
最初に作った作品だけに着目します。
え”!
03-02 抽象的をレゴで表現する
そこに3つだけブロックを追加や削除して、「あなたのやる気になるなにか」にリモデルしてください。
?えぇ?
やる気って、レゴで作れるんですか!
と思っているうちに大した説明はなく、はいスタート!
もちろん数分。
フガフガしますね、笑
私がこの回に作ったものはものを持っている人がある作品で、わたしは向かう先(目標)があるとやる気になって、がんばれるかなと。
そしてこことでは、コミュニティ事業のことは忘れ、好きな農園を思い出して、がんばって通常業務働いたら農園作業に行って収穫でもするぞ。というとんでも謎なリモデルをしてプレゼンしました、笑
おもしろい。
04-01 夢のような顧客体験
これをお題に作りました。
ここで私は、自分が顧客になることを想像しました。
04-02 たんなる希望じゃね?笑
私の作った作品、病んでるんじゃね?説が出たものです、笑
それをプレゼンしました。
わたしは作業に没頭して、休憩も取らず1日作業することが多々あります。がんばってまーす。でももちろんこれは良くない。
しっかり休める空間があれば、クリエーターは良いもの作れるんじゃない?コワーキングコページにすっぽり入れて静かで、、、横向いてるしヤバ!狭いですね!疲れてんすね!、と慰めをいただきましたー。
(しっかり休憩を取ります。たまに憩む大切。)
他の方で事業としてサービスを提供している方は、お客様へよりよい体験、サービスを受けてもらうという別の視点から抽象的な作品を作っていました。地域のハブ(中心、繋がりの役目)になる。作品のできばかりでなく考え方を学べるレゴシリアスプレイです。
こうだったらお客さん喜ぶだろうな、便利だろうな、
当たり前、でも忘れそう大切なお気づき有り難い。そしておもしろい。
05-01 数年後の事業のイメージを作る
これが次なるお題です。
数年後の事業のイメージをレゴで表現する。
どうなっていてほしいのか。
残念なことにその頃には皆さんとわいわい議論するようになっていて写真撮り忘れました。
05-02 自分のなかの願望、気づき
わたしは事業でもありあますが、地域のひとが集まるコミュニティにいますので、そこの利便性。どんなひとも拒まない多様性、人を否定しない、ひとそれぞれの個性を尊重するオリジナリティ、でも来る人去る人拒ます、並走してもいいし、縦走してもいい、きもちいい空間(コミュニティ)になればいいなという思惑のレゴ作品を作りました。
まとめ
わたしは個人事業で通常ひとりでもくもく作業しています。だからこそかすべてにおいてレゴで人を使った作品となりました。
そして最後の作品は30人ほどのひとが集う、共存する空間を作っていました。
みんなでもっとやさしく繋がって、もっとなにかできるんじゃないでしょうか。楽にというか、それぞれの力をうまく使ってうまくいく感じ。
すこしの行動力アップ。会合に参加している時点で動き出していると思いたい。自分のしたいこと、進みたい欲求が垣間見れたワークショップでした。
考えないで作るってどういうことかと思い
どうなるかと思いきや、レゴシリアスプレイ参加してよかったです。
自分の内面のこと、希望、願望の可視化
他の方、チームでどんな風になったらいいのかなということの可視化
創作において考えさせられることもあった
抽象的な考え方を具現化、可視化すること。
当初でも述べた通り、参加している方々はみな事業者、サービス提供という考えをもった方々で話を聞いていることで大変学ぶところがありました。
真面目に参加すると、自分のこと、他のかたのことで思うことがあるはず、大変有意義なワークショプです。
#レゴシリアスプレイ
大手企業も活用されている手法なようです。機会があればご参加をオススメします。今回のものはショートバージョンだったので次回はフルタイムバージョンにも参加してみたいとも思うものです。
ひげあん🍪
お仕事、遊び、お誘いお待ちしております。
ひげあん@課題解決デザイナー