6年前のベトナム北部旅行🇻🇳を振り返る
みなさま、シンチャオ!こんちには!スズキです。
久々にカメラロールを見ていたら、今から約6年前、2018年8月31日~9月5日のベトナム旅行の写真が出てきて懐かしくなったので、その時の写真を載せようと思います!🇻🇳
協力隊の活動とは直接関係はないのですが、協力隊ベトナム現役隊員の私が、当時のベトナムを思い出しながら綴っていこうと思います。
※かなり長編になってしまいました🙇♀️
バックパッカー大学生時代
当時私はタイの大学に留学中で、約3ヶ月間の夏休みに東南アジアの国々をバックパック1つ背負って巡っていました。もちろんベトナムも目的地の中のひとつ!まさか6年後、協力隊としてベトナムにいるなんて当時は思ってもみなかったですが・・・今カメラロールを見返すと、東南アジアを1人でうろちょろしてて、この時の自分、いろんなところに行っていろんな経験してるな~!ってなるくらいアクティブでした(笑)
いざ初ベトナム🇻🇳
フィリピン・セブで日本から来た友人とアイランドホッピングを楽しんだあと、1人でマニラ観光からのベトナムへ。ハノイ・ノイバイ空港でタイの大学の友人と合流し、2人旅が始まりました。写真はないですが、今でもはっきり覚えているのは空港から市街地までのバスがめっちゃ綺麗なことと、しばらくバスに乗るとすごく大きな橋を通るということ。これは6年経った今も同じで、ハノイ・ノイバイ空港から出ているバスはつい3週間前くらいに乗りましたが綺麗なままでした✨そして大きな橋は日本の有償資金協力(円借款)で造られたニャッタン橋(Cầu Nhật Tân)のことだと思われます。当時は日本が関わっているなんて知らなかったので「すご~!橋でか~!」くらいにしか思ってなかったのでしょう。写真が一枚もない(泣)
まずはじめに食べたのは・・・
私たちの最初の食事に選ばれたのは、ベトナム版サンドイッチの「バインミー」です!特に調べずに宿の近所にあるお店に立ち寄りましたが、かなり美味しかったです。このお店当たりだったな~!と思った記憶があるのですが、今、ベトナムに半年ちょっと住んで分かったことがあります。それは、バインミーはどこのお店も美味しい🥖ということです。(私の経験上はハズレなし)
そのあとはカフェへ。アイスベトナムコーヒーは1杯6万ドン。当時、ノイバイ空港で換金したときのレートが1円=205.85ドンだったので、300円弱くらいかな・・・と書きながら、最近はレートが1円=160~170ドンくらい(だいぶ良くなってきたけど私が協力隊としてベトナムに来た2024年2月末頃に換金したときは1円=158ドンだった)という現実に驚きを隠せません😱
サパへ行く⛰️
ハノイから行ける観光地を調べると必ずと言っていいほど出てくる「サパ」という町。ベトナム北部の山岳地帯にあり、棚田で有名とのこと。しかも、ちょうど稲が育ってキレイな時期らしい。それは行かないと!ということで行ってみることに。スリーピングバスで結構な時間かかったと思うのですが、高速道路も整備されていて綺麗な道路を通ってサパまで快適に着きました。私の記憶が正しければ、カットカット村というところに行ったはずです・・・
以上、2018年9月のサパの様子でした。結構な山の中にも関わらず、観光客が多く賑わっている印象で、もちろん楽しめたのですが、山岳地帯で少数民族の暮らす田舎町~みたいなのを想像していた私にとってはキラキラしすぎていて「なんか思ってたのと違うな??」というのが感想でした。
(番外編1)2024年のサパ
そして、2024年5月、協力隊仲間と約6年ぶりにサパ行ってきました!今回もカットカット村に行ったのですが、前回行ったのが本当にカットカット村だったのかどうか怪しくなるくらいに観光地化が進んでいました。もしかしたら6年前カットカット村だと思っていった場所は別の場所だったのかも・・・?っていうくらいの変わりよう。今回は、少数民族モン族の方々が糸を紡いだり、ろうけつ染めをしたりするのを観光客が見学できる施設があり(もしかしたら6年前もあったのかもしれないけど)、観光客としてはなかなか見ることができないものなので、貴重な体験ができました。ただ、モン族文化を観光客向けに短時間で見れるようにしているものなので、実際の少数民族の暮らしとは異なるんだろうなというのはしっかりと念頭に置いて見る必要がありそうです。
(番外編2)棚田に行くなら・・・🌾
ちなみに、棚田が目的なのであれば、私が住んでいるギアローからバスで約2時間半のところにあるムーカンチャイが個人的には断然おすすめです🌾ムーカンチャイへ行くバスはハノイ ⇔ ギアロー ⇔ ムーカンチャイと、必ずギアローを通りますので、是非ギアローにもお越しください!
かなり話が脱線してしまいましたが、ここから6年前のベトナム旅行に戻ります!
ハロン湾のチケットを買いに行った私、ニンビンへ行く
サパから一度ハノイへ戻ってきた私たち。次は世界遺産のハロン湾に行こう!となったので、ハロン湾へのチケットを買いにバス・ツアー会社へ。「ハロン湾に行きたい」と言うと、「ハロン湾は観光客が多すぎてゆっくり観光できない。ハロン湾に似ていて外国人が少なくて綺麗でオススメ!なニンビンはどう?」と言われ、友人と緊急会議の末、ニンビンに行くことに。私たちはニンビンのなかでも、「ホアルー・タムコック」の日帰りツアーに申し込みました。ニンビンのことは全く知りませんでしたが、実際に観光客も多くなく、時間がゆっくりと流れているような感じのする素敵な場所でした。また、世界遺産になっている古都ホアルーの歴史に触れることもでき、ボートで大自然を楽しむこともでき、大満足でした!
〆はハノイで
ニンビンからハノイに戻ってきて、最後にアオザイレンタルをすることに。ベトナム人女性はスリムな体型の方が多いためか、SサイズかMサイズのような小さめのものしかなかったため、大きいサイズの私にはレンタルアオザイはかなりピチピチで丈も短かったですが、素敵なアオザイが着られて良かったです!※現在、アオザイレンタル屋さんの品揃えがどうなっているのかは分かりません
毎年9月2日・3日はベトナムの建国記念日で、私たちはそれを知らずに行ったのですが、人が多すぎて「なんでこんなに人が多いの?!」と現地民に聞いたら祝日だと教えてくれました。旅行先の国の祝日のことなんて全く考えてなかったのでしょう・・・
食べ物たち
私はこの6年前のベトナム旅行で、今も私が愛してやまないベトナム料理「ブンチャー」に出会います。ブンチャーとは米粉の細い麺「ブン」や野菜、炭火焼にした豚肉を、甘酸っぱいスープに浸して食べるつけ麺のようなベトナム北部の伝統料理です。もちろんベトナム料理として有名なフォーもバインミーもその他の料理も美味しくて大好き!ただ、「1番好きなベトナム料理は?」と聞かれたら6年前から今までずーっと変わらず「ブンチャー」と答えています(笑)※ギアローの少数民族タイ族の伝統料理がおいしすぎて6年ぶりに順位がかわりそうです
昔から「地元民の多いお店は間違いなく美味しい」と信じてやまない私、現地民の多い屋台みたいなところで何度もご飯を食べたみたいです。当時はベトナム語が全く分からなかったので、きっとなんの料理かもわからないまま食べていたんだと思います。覚えているのは、言葉が通じないので、近くの人たちが食べているものと同じものが食べたいと身振り手振りで必死に伝えたことです。今思えばすごいチャレンジャーだなと感じます・・・
ちなみに、バインミーはどこで食べても美味しいと書きましたが、ブンチャーは結構お店の味が出やすいと感じるので、お好みの味を探すためにブンチャー巡りしても良いかもしれないです✨私もベトナムにいる間に巡りたいと思っています!おすすめのお店がある方、ぜひ教えてください!
最後に
話が行ったり来たりしてしまい、長くなりましたが・・・ここまで読んでくださりありがとうございました。
大学時代の行き当たりばったりで自由なベトナム旅行と、協力隊として語学や文化を学んでより現地民と深く関わるベトナム生活ではものの見方や感じ方もかなり変わったと思いますが、共通してベトナムは楽しい、ベトナム料理は美味しいと感じています!
次の海外旅行、ベトナムを候補に入れてみてはいかがでしょうか?🇻🇳
ギアローにも是非遊びにきてください!↓↓