のらねこ賛否❶
わたしが子供の頃は野良犬もまあまあ存在していたけど、今は野良犬はほぼいませんね。
もう、ここ十数年全く見かけません。
それに引き換え、野良猫はたくさんいます。
子どもの頃から家に猫がいたので、野良猫を見ると必ず話しかけて、寄ってくる子ならなでなでしてあげたりしていました。
今、野良猫はものすごく増え、害獣とまで言われているようです。
野良猫は野生の猫とは違います。
そもそも猫は野生の生き物ではないんです。
例えば、ブラジルなどに生息している色鮮やかなインコ🦜
あの鳥はブラジルでは野生で生きているけど、もし日本にいたとしたら100%野生ではなく人に飼われていたものが逃げ出した、もしくは捨てられたとみてよいでしょう。
長いこと日本に野良猫がいるので、誰も感じないかもしれないけど、野良猫も同じなんです。
もともとは人間が飼育していたものが野に放たれているだけなのです。
だから、人間に依存しないと平穏に一生を終えることはできないのです。
だけど、最近は
「野良猫に餌をやる」ことは法律違反ではないけど、社会の秩序を乱す行為とみなされ、ほとんど禁止されています。
人間側の理屈は
「エサを与えると不幸になる」
「エサを与えると増える」
「エサをやると糞をする」
「エサは衛生的ではない」
などが主な理由です。
まず、エサをやるとなぜ猫が不幸になるのでしょう?
よくわかりません。
人間に依存しないと生きていけない生き物です。
エサをもらえないということは、餓死する可能性が高いということになります。
不衛生なものを食べたり、食べることのできないものを食べたり、不幸になる未来しか思い描けません。
「エサをやるな」と「餓死しろ」は同意のような気がします。
またよく言われるのが
「おたくがエサをやるからうちの庭で糞をして困るんです」
猫は生きている限りどこかで糞をします。
誰かがえさをやろうがやるまいが、糞をします。
多分自分の庭でしなければ、別に隣の家で糞をしてもどうでもいい、と言ってるようにしか聞こえません。
また、広い意味で
人間ほど環境破壊をしている生き物はいません。
地球環境をどんどん破壊し、自然を壊し、我が物顔で生きています。
もし、野生の生き物たちが喋れるなら、糞どころの怒りではないのでは?
長くなりそうなので
今日はこれで終わります。
野良猫問題は
人間側の問題
そう考えないと
永遠に続くような気がします