【内臓をひっくり返すくらい曝け出す映画】BLUE GIANT
宮本大や沢辺雪折のソロ演奏がとてつもなく熱く、自分のハートに訴えかけてくるものがあった。映画ではキャラ其々の人生の一部も演奏と一緒に映し出される。
自分の内側にあるもの全てを曝け出していてかっこよかった。
ひたむきにサックスを練習し続ける大がかっこよすぎる。
苦境を楽しんでいるメンタルの強さも彼の魅力だが、学生時代に練習していた河原で涙ぐんでいたシーンがあった。
好きなものと向き合うことは辛いことも多い。大にもそれがあると分かって安心した。
so blueの平さんが雪折にしていた説教も自分のことのように思えてしまった。
「内臓をひっくり返すくらい自分をさらけ出すのがソロだろ。君はソロができないのか?」
自分も創作活動をしている身だが、どうにも臆病になってしまう性格が雪折と重なっている気がした。
玉田が他2人に追いつこうと努力して上達していく様子も良かった。
JASSのファンのお爺さんに「君が上達するのを見に来ている」と言われて玉田は涙ぐんでいたが、自分も貰い泣きしてしまった。
やはり青春映画はいいな。自分も内蔵を吐き出すくらい全力になって何かを成し遂げたい。