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【内臓をひっくり返すくらい曝け出す映画】BLUE GIANT

宮本大や沢辺雪折のソロ演奏がとてつもなく熱く、自分のハートに訴えかけてくるものがあった。映画ではキャラ其々の人生の一部も演奏と一緒に映し出される。 自分の内側にあるもの全てを曝け出していてかっこよかった。 ひたむきにサックスを練習し続ける大がかっこよすぎる。 苦境を楽しんでいるメンタルの強さも彼の魅力だが、学生時代に練習していた河原で涙ぐんでいたシーンがあった。 好きなものと向き合うことは辛いことも多い。大にもそれがあると分かって安心した。 so blueの平さんが雪折に

    • 【勇気をもらえた映画】人生に積んだアイドルは赤の他人のおっさんと住む選択をした。

      ・特に良かったシーン ささぽんと別れる安希子の一礼する前の表情に感謝が詰まっていた。 アイドルを卒業し、正社員なりたてで仕事に励む安希子。ある日突然足が動かなくなってしまう。おそらくストレスによるものなんだろう。朝起きれなくなり、仕事を退職して残高10万円と1記事1000円の依頼のみが残った。その後、友人のアカリの紹介で56歳のおっさん「ささぽん」と同居することになる。羨ましい展開だ。 安希子という人物にはかなり共感できた。 新卒だった自分も同じく残高10万円だったし、同

      • 【10段階中10の映画】PERFECT DAYS

        トイレ清掃員の平山の日常を体験できる映画。 1日の大体のルーティーンが決まっており、翌日を迎える時にはモノクロで夢の描写も入る。その描写が主観的で良かった。 平山は無口だが人情味のある温かい人柄。登場人物との絡みを見ていてそれを感じるし、迷子を助けるところなんかでも、その印象が強まった。 トイレ清掃をしている時の文句一つ垂らさずに一生懸命仕事している姿がかっこよかった。公園のトイレを使う時、背景に平山の清掃があると考えながらこれから使っていきたい。 仕事仲間のたかしは俺と

        • 【エキサイティングな映画】 サンクスギビング

          映画ランドで評判が良かったので気になっていた映画。 幸い、予告編などを見ることがなかったのでかなり楽しめた。 この映画を見るまで知らなかったが、「サンクスギビング」とはアメリカで毎年11月の第四木曜日に祝われる感謝祭らしい。いい勉強や。 冒頭は、スーパーの開店を待つ群衆にクレイジーさを感じる。あまりにもクレイジー過ぎる故、そこから多くの犠牲者が生まれるとは予測できず、突如としてスプラッターな演出が大量に流れ込んできた。そこで自分の心は鷲掴みにされた。 終盤に行くにつれて