見出し画像

ジャパンネット銀行が...PAYPAYになりました。

これは【悲報】と入れたほうが良いのでしょうか。将来の姿からみて【朗報】と入れるべきか。今日、名前が変わってしまいましたね。ジャパンネット銀行。

wikipediaを見てみると

>>>
1998年(平成10年)末までに、日本におけるインターネット利用者が1694万人に達していた状況に鑑み、さくら銀行(現・三井住友銀行)はネットユーザーのデファクトスタンダードとなるような決済手段を提供すべくインターネット銀行設立の検討を開始した。時同じくしてニフティを傘下に置き、自社ネットワーク事業のコンテンツの充実を目指す富士通との思惑が一致したことから、1997年(平成9年)7月、さくら銀行と富士通はインターネット銀行設立における基本合意を締結。さらに当時、爆発的に普及していたiモードを擁するNTTドコモや多様な顧客基盤を有する日本生命保険なども参画を表明し、2000年(平成12年)9月19日にさくら銀が50%、住友銀行、富士通、日本生命が各10%、東京電力、三井物産、NTT東日本、エヌ・ティ・ティ・ドコモがそれぞれ5%を出資してジャパンネット銀行を設立。同年10月12日に開業した。2004年(平成16年)12月には口座数は100万を突破し、翌2005年(平成17年)3月期には黒字化を達成した。
>>>

構想は1998年か。Googleの設立も1998年だったはずなのでかなり革新的な視点を持っていたんですね。金融ビッグバンで規制緩和が進行するのは1999年だったと記憶しているので、この旗を振った人物は未来が見えていたんでしょう。

当時、私は大学1年生。世間はまさに動いていたんですね。もう少し目を凝らしてみれば、変化の予兆に気づけたはずなのに...。と思いますが、それは仕方ないですね。

しかし、名前がいいですよね、ほんと。ネット銀行とJAPANを掛け合わせる、JAPAN-NET銀行。これ以上ないどストレートな名前です。

「ネットユーザーのデファクトスタンダードとなるような決済手段を提供すべくインターネット銀行設立」というビジョンが「名前」に結実しているのがコピーライター的にたまりません。この名前が決まった瞬間に旗を振った人は「勝った」と思ったんじゃないでしょうか?

今回、紆余曲折あり、PAYPAY銀行に名前が変わってしまいますが、この事業列伝はどこかで聞いてみたいなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?