ブロックチェーンゲームを初心者でも分かるように解説します
今回は「ブロックチェーンゲーム」という、少し特別なゲームについて紹介します。難しそうに聞こえるかもしれませんが、ブロックチェーンゲームを知らない人でもわかるように説明するのでぜひご覧ください!
1.普通のゲームと何が違う?
私たちが知っている「マインクラフト」「ポケモン」「パズドラ」みたいなゲームと、ブロックチェーンゲームはどう違うのでしょうか?
普通のゲームでは、ゲームの中で集めたアイテムやキャラクターはそのゲームの中だけでしか使えないと思います。
例えば、「ポケモン」のゲームを想像してみてください。
ゲームの中で一生懸命伝説のポケモンを捕まえて、すごく強く育てたとします。でも、もしそのゲームのカセットが壊れたり、サービスが終了してしまったら、そのレアなポケモンや、育てた努力が全部なくなっちゃうんです。
これって、とても悔しいですよね?せっかく頑張って集めたポケモンやアイテムが、全部消えちゃうからです。
でも、ブロックチェーンゲームでは、手に入れたアイテムやキャラクターが自分のものになるんです!どういうことかというと、アイテムをゲーム会社が管理するのではなく、「ブロックチェーン」の技術により、自分が所有することができるんです。
2.ブロックチェーンって何?
ここからは「ブロックチェーン」という言葉を解説します。難しそうな言葉に聞こえますが、簡単に言うとたくさんのコンピューターでデータを分け合って、みんなでそのデータを守る仕組みのことです。
簡単にしても難しいくて理解し難いと思うので身近な例を使って説明しますね。
例えば、ノートに大事なことを書いて、友達みんなにそのノートのコピーを配るイメージをしてみてください。
もし一人がそのノートを無くしても、他の友達が持っているコピーがあるので、内容は消えずに守られますよね。
ブロックチェーンもこれと似ています。
データはたくさんのコンピューターに同じ内容のコピーが保存されていて、みんなでそのデータを管理しているんです。
だから、もし一部のコンピューターが壊れても、他のコンピューターがそのデータを持っているので、安全に守られる仕組みなんです。
このように、データをみんなで分けて持っているので、誰か一人のミスでデータが消える心配がないんです。
3.ゲーム内のアイテムを売ってお金を稼げる?!
ブロックチェーンゲームの凄いところは、自分がゲームの中で手に入れたアイテムやキャラクターを他の人に売ることができるところです!
例えば、レアなアイテムNFTを手に入れたら、それを他のプレイヤーに本当のお金で売ることができます。
普通のゲームだと、せっかくゲットしたアイテムはそのゲームの中でしか使えないし、他の人にあげたり売ったりすることはできません。
でも、ブロックチェーンゲームでは、自分が集めたアイテムを本当のお金に変えられるから、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなるかもしれないです。
4.NFTって何?
NFTは、デジタルアイテムの「本物の証明書」のようなものです。
例えば、「モナリザ」を想像してみてください。
「モナリザ」は、世界中でたくさんの写真や印刷物が存在しますが、実際のモナリザはルーヴル美術館に飾られているたった一つの本物です。
もしデジタル版のモナリザをNFTとして購入したとしたら、そのNFTがあなたの所有を証明します。誰でもデジタル画像をコピーできますが、NFTを持っているあなたがそのデジタル版モナリザの「本物のオーナー」であることが証明されるのです。
ゲーム内でも同じことが言えます。例えば、ゲームで手に入れた特別な剣やキャラクターを考えてみてください。このアイテムがNFTとして発行されれば、そのアイテムの所有権はブロックチェーンに記録され、誰がそのアイテムの本物のオーナーであるかが明確になります。
これにより、あなたはゲーム内で手に入れたアイテムを他のプレイヤーに自由に売ったり交換したりすることができるのです。つまり、NFTのおかげで、ゲーム内のアイテムも本物としての価値を持ち、プレイヤー同士で取引できるようになるのです。
NFTについて詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。
5.まとめ
今回は「ブロックチェーンゲーム」について、魅力やその凄さについてご紹介しました。
ブロックチェーンゲームの凄さは「アイテムを自分のものにできる」「お金を稼げる」「アイテムが自分のものだと証明できる」でしたね。
ブロックチェーンゲームに少しでも興味を持っていただけた方は実際にゲームをプレーしてお金を稼いでみてください。