季節の変わり目の焦り・メガネ
早起きするぞと思って9時半に布団に入ったのに、
残酷な天使のテーゼ の対義語を考えていて夜中の2時まで寝つけませんでした。
結論
・親切なかっぱのカンタ
洗濯物を干そうと思ってベランダに出てみたら冷たいサラサラの風がほっぺたをカスって、たまげた。季節の変わり目は不調になるというのはわかっているが、夏から秋というのは特に不調だ。
季節が流れて人々が自然と流れに着いて歩いているのに自分だけが取り残され、方向感覚を失って立ち往生しているような感じだ。
また夏を無駄にした!充実させなければ!同年代の皆は中身のある時間を過ごしているのに!自信を喪失し!肌を掻きむしり!妖怪のような形相で!誰にも会いたく無い!何なんですか!どうしてこんなに寂しいんですか?
〜〜
メガネを買ったんです。
いえ、前々からなんだか左目を瞑って右目だけで見ると景色がぼんやりしてるなーとは思っていたのですがものすごく目が疲れるようになってきて眼科に行ってみたら「左は1.0だけど右は0.1も無い」「今までどうして過ごしてきたのか」「学校で紙もらわなかったのか」と言われてしまった。
それでかわいいメガネを探してお母さんと街を駆け回りましたが、ゾフやジンズなどの店で見つけたメガネは、私がかけると陽気な日系アメリカ人だとか戦時中の男子学生のようになってしまった。「ワッツアップブロ!」か「お国のために…!」の2択から選ぶのもイマイチだったので、お母さん行きつけの高いメガネ屋さんに行きました。そしたら変なバッタみたいな緑のメガネがあって、それにしたんです。
目が悪い、目が見えないという自覚があまりなかったので、メガネをかけたらどのように変わるのか予想ができなかったのですが、びっくりしました。
川の中で綺麗な石を拾って持って帰ると乾燥してきて色が褪せたような感じになります。しかし久しぶりに水に浸してみると、川で見つけた当時のような綺麗な色と鮮明な模様が蘇って嬉しくなるんです。
メガネをかけたら、まさにそういう、生まれてきた頃に見た世界の鮮やかさのようなものがまた蘇ったような感じでした。
よかった!⭐︎