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中東情勢に思う、ユダヤ民族の歴史的苦難

ちょうど本日よりイスラエルとハマスの6週間停戦が履行されているようですが、今まで「イスラエル?」「ユダヤ教?」と???が続くほど中東情勢には疎かったのです。

しかし昨年末からにわかに世界史への興味がわき、資料集を買ったところまではこちらでも報告した通りです。

素晴らしい資料の塊で見ているだけでもワクワクするのですが、なんとなく横には広がるものの縦につながる物語的なものが欲しいと思い出しました。探してみると絶好の教科書を見つけました。
「一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書 」です。

著者の山崎先生曰く、これまでの年代順の世界史の学び方では「地域や年代が目まぐるしく変わる」という問題点があり、世界史が苦手になる人が多いとのこと。

この本では4大文明の登場から世界が一体化した大航海時代までをヨーロッパ、中東、インド、中国の4つの地域史を数珠つなぎに学んでいくという構成となっているのが肝のようです。

大航海時代以降はまた欧米、中東・インド、中国の3つのエリアにわけて、最後は冷戦以降の現代社会としてまたひとまとまりにして学ぶようです。

構成も素晴らしいのですが、「世界史は年号を使わずに学べ!」ってコピーは魅力的ですね。
著者は言います「年号は不要だが、ある程度の時間軸をおさえる必要はあり、その際に『中東の年代』を軸にして学ぶのが頭の整理しやすく頭に知識が残りやすい」と。

なるほど!!中東の年代か!!

これまで一番苦手で後回しにしていた「中東」が世界史の主軸だったんですね。
まさに目からウロコがぽろりです。

知ったかぶりで、ちょっとだけご披露・・・💦

エジプトの奴隷に始まり、「バビロンの捕囚」にあう。「そんな民族的苦難を抱えたヘブライ人がのちに起こした民族宗教がユダヤ教なのです。
ユダヤ教は、厳格な戒律と一神教、救世主の待望、ユダヤの民が「選ばれし民」であるという選民思想が特徴です。
(中略)
こうした選民思想と高いプライドから様々な国と摩擦を生み、迫害されることも多い民族ですが、その背景には彼らの民族的苦難があるのです。

世界史の教科書 P90「ユダヤ教」が生まれた“背景”とは? より引用

「中東情勢に思う、ユダヤ民族の歴史的苦難」と大仰なタイトルを付けたのですが、まだ中東の歴史のとば口をウロチョロする程度の知識です。
でもnoteを契機に世界史再学習しはじめた60おじさんなので、生暖かい目で見守ってやってください。

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最後までご覧いただきありがとうございました。
宜しければ以下のnoteもご覧くださいませ。(^▽^)/


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