
Photo by
medetaico
8月9日は「はりきゅうの日」!
毎年8月9日ははりきゅうの日だそうです。
恥ずかしながらつい最近知りました。(^^ゞ
他にも4月9日を鍼灸(しんきゅう)の日とすることも,また毎月8と9のつく日は鍼灸の日とすることもあるようでいろいろですね。
今年度からは鍼灸師にキャリアチェンジした山しょうなので,まだまだ鍼灸のこと語るのは役不足ですが業界あげてのキャンペーン活動の一助となればと記事にしてみました。
そういえば先日,初めて鍼灸をうけた患者さんが「『鍼』を考えた人ってすごいですね」と言われなるほどそういう感想を持つ人もいるのかと感心しました。
昔の人たちも病気やけがの痛みや苦しみから少しでも楽になるために草から石まで手近にあるものいろいろ試されたのでしょう。
鍼はとがった石や木片,骨片などで膿を出すために皮膚を刺したのが始まりとされておりその後,ツボや経絡といった東洋医学まで発展したのでしょう。
現代人の中には「鍼灸」を古臭くいかがわしい民間療法と思われている方もいらっしゃいますが100年ほど前の明治時代後期までは庶民の医学は漢方と鍼灸が主体でした。
つまり自分のおじいさんおばあさんなどは鍼灸医学の恩恵を受けてきており,あなたが今こうしているのも鍼灸のお陰かも知れなかったことお話ししてます。
もちろん現代となっては臨床医学としての価値は主役の座は下りるをえないととは思いますが,千年以上に渡って日本人の健康と医療を支えてきてくれた先人たちの知恵の結集である「はりきゅう」にもっと感謝と敬意があってしかるべきとも思います。いかがでしょう?