【道（タオ TAO）ゴルフ】46～50章 アルファ版
第四十六章
天下にTAOがおこなわれていれば、
世に平和が続きで、
軍馬も農耕に従事することとなる。
天下にTAOがなくなれば、
世は戦乱が続くことになり、
軍馬は戦地に徴発される。
罪深いことは、
欲望まかせにすることより大きなものはなく、
不幸せなことは、
満足を知らざることより大きなものはなく、
心を痛めることは、
何かを得ようと欲するより大きなものはない。
満足を知るということは、
ないものを得て満足することではなく、
あるがままの現実を愛し、
常に満足していることである。
生かされている現実、
ゴルフができている身体とその能力、
自分を支えてくれる身近な存在、
ともに楽しめる仲間、
ゴルフボールを打たてくれる道具たち、
プレーさせてくれるゴルフ場
その他あらゆるゴルフ環境への
感謝と満足を忘れず、
欲望にもて遊ばれないように
ゴルフを心から楽しみたい。
第四十七章
TAOを体得したなら、
家の外に出ることなく、
世の中のものごとを知ることができる。
窓から見ることなく、
天下の道を見渡すことができる。
我々は、自己の内にTAOを宿しており、
TAOの声を聞けばそれで十分であるが、
内なるものを捨てて外を追うこと、
遠ければ遠いほど、
真実をの知ることはいよいよ少なくなる。
だからTAOを体得した球聖ゴルファーは、
外なるものに頼らずにものごとを知り、
何も見なくてもすべてがわかり、
ことさら何もしないですべてを成し遂げる。
ゴルファーよ、足もとを見よ、
さらに自分の内を見よ。
我が心の奥底を凝視せよ。
そこには一切が備わる。
第四十八章
学問をするゴルファーは、
一日一日いろいろなものが増えていくが、
TAOを開いていくゴルファーは、
日ごとに今まで抱えていたものをが減っていく。
減らして、また減らして、
ついに無心無欲、何ごともなさない境地に至る。
何ごともなさないところまで至ると、
成し遂げられないものはない。
たとえば天下を取ろうとするときも、
ことさらに何かをなそうと事を構えない。
天下を取ろうと事を構えるようであれば、
天下を取ることはできない。
世間的な学問を止め、
真実のTAOの修行に励むゴルファーは、
真に本来の自分にとっているものを
静かに内なるものに求め、
不要なものを捨て去ることで、
自由自在になっていく。
第四十九章
TAOを体得した球聖ゴルファーは、
特定の価値観や偏見に縛らず無心である。
すべての人々を分け隔てなく尊重し
自分の心としている。
人々が善・誠実であるという人は、
球聖も善・誠実と思うし、
不善・不誠実の人であるという人も
過ちを許し、理解と寛容をもって接することで
善・誠実へと導く。
こうして球聖のTAOが、真の善・信であるし、
人々の本来の徳が善・信であるので、
無心の本性へ返っていく。
球聖が天下にのぞむときは、
心を何かにとらわれることなく、
天下のためだけを考えて心を無にして行う。
人々は、いろいろなことを耳を傾け目を注ごうとするが、
球聖は、すべてそれを閉ざして、
この人々を赤ん坊のように無心にしてしまうのである。
第五十章
無から有に出れば生、有から無に入れば死。
生死は、出入りであり、ひとしくTAOの現れで、
本質的な差はなく、誰も避けられない。
戦地においては、生きる延びるもの、
生を全うして死にゆくものが、
いずれも十分の三いる。
ところが、人々は人生をよりよいものにしようと
悪あがきしてみずから死を招くものも、
十分の三いる。なぜそうなるのかといえば、
生に執着しすぎるからだ。
ゴルフゲームも、まるで生死のようだ。
TAOを体得した球聖ゴルファーは、
他を害してまで生きようとする心がないので、
他から害される目に遭わず、死を招く余地がない。
球聖は、ありのままの生命を愛し、
死をも覚悟した上で、
今、この一瞬一瞬に心を止めるので、
ゴルフというゲームを楽しみ、
生をも輝かせ、ゴルフ人生も豊かになる。
事を構えて無理をして勝つことを目的とせず、
TAOにのっとり自然の流れに身を任せることで、
最高のプレー、最高の結果を実現する。
TAOを体得することで、
ゴルファーは真の意味で生き、
ゴルフを通じて人生の深い意味を理解することができる。
参考資料と格闘しながら、
Microsoft copilotさんと一緒に、
こんなものを作ってみました。
素晴らしい教えをもとにしているので、
それなりのものかも知れませんが、
真に受けて不自由にならないことも
大切かも知れませんね。
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