【道(タオ TAO)ゴルフ】16~25章 アルファ版
第十六章
我がが我ががを捨てて、静かにゆったりで行こう。
循環して大もとの根に帰れるのを
『静』何もしない静けさという。
そうあることを
『命』自分の本来のあり方に帰っているという。
命に帰っているのを
『常』永遠不滅であるという。
常あるあり方に目ざめれば、寛容な包容力が生まれ、
公平無私、無心無欲となれる。
TAOを体得したゴルファーは、
生涯、純粋にゴルフが楽しめる。
第十七章
ゴルフ仲間と楽しい関係作りをして行くためには、
最高によいリーダーは、
余計に干渉しないから邪魔せず、
共にゴルフを楽しむだけで、
次によいリーダーは、
親しまれ褒められ、
その次のリーダーは、
怖がられ、
最低のリーダーは、
バカにされる。
よいリーダーは、それぞれのあるがままに任せる。
自分でやれた、自然にそうなった
と思われるのが最高のありようだ。
第十八章
大いなるTAOがすたれて、
あれをしないと、これをしないと、と、
もっともらしいことを言うゴルフ環境だ。
こんな練習をしろ、
トレーニングもしろ、
スイングはこうだ、
と知識が幅を利かせるが、
ゴルフは、やらされるものじゃない。
自分が、
好きだから、
やりたいから、
上手くなりたいからで、
取り組めないと無駄なときを過ごすことになる。
第十九章
トーナメントプロの真似をせず、
レッスンプロの定型的なレッスンに耳を傾けない方が、
百倍楽しいゴルフライフになるかも知れない。
ゴルフ場や練習場に入り浸らず、
正しいと言われる理論なども捨てれば、
家族ともゴルフ仲間とも
もっと楽しいゴルフ環境を作れるかも知れない。
弾道測定器や距離計を捨てれば、
盗られたり、忘れることもない。
本当にいるものだけを持ち、
素直な態度でゴルフと純粋に向き合えれば、
我がが我ががの気持ちも減らしていける。
第二十章
アベレージゴルファーは、
不要な知識を捨て、真の障壁に対処すれば、
悩みはなくなる。
流行や世間で評判のいいと言われるものに
簡単に飛びつくと、堂々巡りで、
悩みはいつまでも尽きないかも知れない。
人々は裕福なのに、わたしだけは貧乏くさい。
愚か者の心だよ、わたしの心は。
わたしだけが、変わり者で、
ゴルフの女神に抱かれたいと願っているようだ。
第二十一章
TAOと一体化したときに、
ゴルファーは全き自由を回復する。
普遍存在としてのTAOは、
かすかでおぼろげであり、
とらえどころのないその底に、
スガタや何かが潜んでいるようだ。
かすかに、ほのくらいその中に、
最も純粋なものがある。
純粋こそが真実なもので、
その中にはっきりした働きがあり、
昔から変わりない。
第二十ニ章
マイナスに見えるものには、
その中に、大きなプラスがはらんでいる。
球の曲がり向きを受け入れれば、
ゴルフライフを全うできる。
ミスやトラブル、スランプやイップス、
停滞や後退、一時離脱があるから、
成長がある。
苦悩や問いがあるから、
満ちる。
ずたぼろになるから、
新たに生まれ変われる。
やることを少しに決めれば得られ、
多くを抱えると迷う。
この原理に従う球聖ゴルファーは、
あらゆるはじまりのTAOを抱いて、
その見本となる。
飾らないから、目立ち、
正しさを押し付けないから、リスペクトされ、
自慢しないから、信頼され、
威張って見下さないから、リーダーにしたがる。
争わないから、争いたがる者も出ない。
こういうゴルファーは、静かなところへ帰るのだ。
第二十三章
教え魔や外野の声、
無責任な言葉や感情的な言葉なんて、
気にしなくていい。
疾風驟雨は長くは続かないのだから、
黙々と営み続ける自然のように、
流れが来てるときは乗り、
やり過ごすときはやり過ごし、
耐えるときは耐えよう。
すべてをあるがままに受け入れれば、
自然と一つになれ、無限の自由を獲得できる。
第二十四章
背伸びしても、足元が不安定になり、
大股歩きも、それほどはかどらず、
無理も、長続きしない。
知識に頼るゴルファーは、
ほんとうの明るさはなく、
やれる気だけのゴルファーは、
ほんとうのやるべきことが心得ておらず、
自慢するゴルファーは、
いつか自滅の道をたどり、
能力に頼るゴルファーは、
その能力におぼれる。
余分に蓄えたり、余分なことをすれば、
TAOにそっぽ向かれる。
だから、そんなことはしないのだ。
第二十五章
天地が生ずる前に、すでにあるものが存在した。
そのものは、混沌として形容しがたく、
感覚でとらえることはできない。
他に依存せぬ独立の存在で、
その働きは時間と空間を超越して無限であり、
それがゴルフの女神である。
このものは、限定できないから、名づけられない。
仮にTAOと呼び、
大いなるもの、逝くもの、
遠いもの、帰るもの
といおう。
TAOを体得するゴルファーは、
天、地、TAOが一体化し、
自然の働きと調和することができる。
Microsoft copilotさんと一緒に、
こんなものを作ってみました。
素晴らしい教えをもとにしているので、
それなりのものかも知れませんが、
真に受けて不自由にならないことも
大切かも知れませんね。