女の子のしぐさと男の子のしぐさ

しぐさというのを考えている。

男女の描き分けをする時にどうしても女の子が男っぽくなったり、こどもを描いているのに大人っぽくなってしまったりします。

肩幅とか骨盤の広さや指の丸さとかで男女を描き分けるのが多いんですけど
どうもしぐさの違いが大きいです。

例えば女の人は口を大きく開けて笑わないとか、体を開く動作を描くと男っぽくなるとか、そういう部分が描き分けられてないなあと自分で思います。

もっと男女のしぐさの違いについて勉強しないといけないなあと感じてます。

自分の絵ですがこういう動作は女の人は絶対しない。男女の描き分けも顔の形と目の大きさくらいしか変えてないのでわかりずらい。

こういうしぐさは女の人はあまりしない。そういう意味で反省が多い、

以前、さとうふくろう先生の絵の講座を受けたことがある。
その時にちょっと習った話ですが

いい雰囲気の絵を見る時に何故いい雰囲気に見えるかを考えてみてください

というお話があった。

例えばタバコを吸う絵を描く時には何故煙草を吸っている絵がタバコをすっているようにみえるのだろうというのを考えるという訳です。

タバコを吸うというなら口もとに細長い長方形があって、タバコを吸う時の手をよく観察してその手の形に細長い長方形を持たせるようにするとタバコを持っているなと感じる訳です。

そしてタバコを吸っているということは口元にその手の形と長方形をもってきておくとタバコを吸っているように見える。

そしてタバコを吸っている時は人間リラックスしている時が多く、リラックスしている時は体の重心をどこかにあずけていることが多く、仮に立っていても左か右に重心が寄ってます。

これをどう表現するかと言うと体軸を斜めにしたり腰の高さを左右にずらす必要があります。

そしてもう一つタバコを吸っている人を描くときにあるのがタバコが周りに落ちているとかを入れるとよりリアル感が出ます。

そういうのが積み重なって煙草を吸うという絵が出来上がっているんですね。

こういうのは街に出てスケッチするといいと思ったんですけど、最近は外に出ないので動画を止めてスケッチするとかの方が今はいいかもしれません

どうもその辺を模写で勉強するのと並行して普段から意識してみていないといけないようです。

何故そのような動作をするか、それをする時に何があるとそれっぽく見えるのか、そういうことを普段から考えるのも練習ですよね。

なにか普段の生活の中でもできることと言うのを考えていきたいです。

それでは今日はこのへんで

それじゃまたね