情報の渦の中で
今回のアメリカ大統領選挙を見ていて
世の中何が正しい情報で、何を信じていいのかわからなくなったという人が多いのではないか
メディアは偏向情報ばかりだし、それぞれの立場での情報があふれかえっていました。
どの情報を信じていいのやら
自分のリテラシーを高めなきゃなんて意見もあるけど、リテラシーを高めるためにどうすりゃいいのかなんて問題もある。
以前の意図されたウソなどは、調べればわかると思うかもしれないが、今ではその調べたものですら正しいとは限らない。
ウソを含めた沢山の情報を集めて、こういう意見もあると言えるかもしれないけど、結局は誰にも正しいことは分からんという時代になっている。
混沌とはこういうことを言うのかもしれない。
まさにいいも悪いもない時代になったなと思う。
ネットは沢山の情報を私たちにもたらしたけど結局それが混沌の元になっている部分もある。
今回のアメリカの大統領選挙に限ってはどちら候補者もいいとは思わない人が大半だった。
正解のない選挙で、どちらがよりマシな候補者なのかということだけだったようだ。
そうやって未来の大事なことが決まっていく無力感。
それを今回の選挙でひしひしと感じた。
きっとこういう無力感は、もっと増えるだろう。
選挙のたびに感じるかもしれない。
だから政治に参加する実感が持てない理由の一つになっている
これから情報はもっと増えるだろう。
生成AIが悪いわけではないけど、それこそ雪崩のように粗悪な情報が乱造されることが目に見えているから。
なんか宗教で対立した時代とあまり変わってないんじゃないかと思うようになっている。
混沌がはびこると何が正しいかわからなくなって結局は何かに頼らなければならなくなる。
それが特定の人なのか民主主義なのかAIなのかわからないけどそういう構造なんだね。
今回の選挙でそういう世界にはびこる混沌というのが可視化された気がした。
数十年後には今の時代は大きな波として記録されるだろうと思ってます。
そういう意味で歴史の傍観者と思ってニュースを見ていました。
いつの時代も世の中は面白い。
それでは今日はこのへんで
それじゃまたね