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PowerAutomateでじゃんけんするだけ

こんにちは!ねずみとりです。最近WindowsのアップデートをしたらPowerAutomateというソフトが勝手に追加されていました。このソフトはノーコード、ローコードで作業を自動化することができるRPAツールらしいです。せっかくなので今回はこれでじゃんけんを作って遊びたいと思います。

フローを作る

ソフトウェアを開くと「自動化を体験しよう!」「サンプルを使ってみよう!」などと出てきますが今回は最初から自分でツールを作ってみます。新しいフローを作ってみると次のような作成画面がでてきます。保存や実行のボタンが分かりやすくていいですね。変数の中身も見れるらしいです。


じゃんけんの手のリストを作る

それではさっそくじゃんけんを作ってみます。このツールではアクションの中から使う機能を選び、追加していくことで一つのシステムにします。まずは以下の図のようにじゃんけんリストの中にグーチョキパーを入れます。ノーコードなので何となく変数名を日本語にしてみました。


リストの中から自分の手を選択させる

作製したリストの中から自分の出す手を選択できるようにします。以下のようにいい感じの選択ダイアログを簡単に作れました。


相手の手をランダムに決める

リストをシャッフルするというアクションがあったためこれを使って相手の手をランダムに決めました。


勝利判定

最初にあいこの処理をしてその後swich文で勝利判定をします。


結果表示

カスタムフォームを使って変数を表示させました。


スクレイピングも作ってみた

せっかくなのでRPAっぽいものも作りたいと思い、スクレイピングをするシステムも作ってみました。ブラウザを起動してウェブページに移動し、HTMLを取得してそこから必要なデータを抜き取るというシステムを簡単に作ることができました。しかし、サイトの利用規約に引っかかることを恐れ使うのはやめておきました。自分で何かサイトを作ったときに使ってみようかなと思います。

PowerAutomateを使ってみた感想

メリット
機能を組み合わせることで簡単にツールを作ることができる点です。特にブラウザに関する機能は多く、プログラミングをするより早く、簡単にツールを作成できます。

デメリット
実行速度が遅いことです。いつもはC言語やC#のようなコンパイルしてから実行する、処理が高速なプログラミング言語を使っているためすごく遅く感じました。

おわり

ここまで見て頂きありがとうございます。今回はPowerAutomateを使ってみました。今度はもっと実用性のあるものを作りたいです。


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