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BATファイルで作業自動化

こんにちは!ねずみとりです。みなさんはバッチファイル(BATファイル)を使ったことがありますか?今回はバッチファイルの使い方、使用用途などを簡単に説明します。

バッチファイルとは?

Windowsのコマンドをまとめて実行することができるファイルです。いちいちコマンドを手打ちしなくてもバッチファイルにまとめて書くことで簡単に実行できます。

作り方

テキストファイルにWindowsのコマンドをまとめて記述し、バッチファイルとして拡張子を.batにして保存することで作ることができます。

使い方

エクスプローラーでファイルをダブルクリック、またはコマンドプロンプトでバッチファイル名をうつ、などすることで使うことができます。

編集

バッチファイルはダブルクリックすると実行されるため、編集をする場合はテラパッドなどのテキストエディタにファイルをドラッグアンドドロップをする必要があります。

Hello World

バッチファイルの例を以下に乗せます。これを実行するとHello Worldと出力されます。remはコメントアウト、cmd/Kはコマンドプロンプトが閉じないようにするものです。

rem Hello Worldと出力される
echo Hello World
cmd/k


コンパイルの自動化

バッチファイルの使用用途としてコンパイルの自動化が考えられます。以下に簡単な例を載せます。最初に一つ目のバッチファイルを実行することでtest.cがコンパイルされます。2回目からはcoファイルを実行することでコンパイルされます。

rem コマンドプロンプトを起動してcoファイルを実行
start cmd.exe /k "co"
rem coファイル コンパイルする(C言語)
gcc -Wall -o run test.c


プログラムを実行して入力も自動化

プログラムを実行するかつ入力も自動化したいときにバッチファイルは便利です。私はプログラミングの授業のTAで学部生のプログラムを採点する際に使いました。コンパイル、実行、入力まで自動化できるのは便利ですが半分くらいの学生は決まっている通りにプログラムを作らないため結局半分は手打ちでした。

gcc -o run test.c(echo 1 echo 1 echo exit)|run cmd/k


その他できること

ファイル名の書き換え
ファイルの作成、移動、削除
for文 if文 


さいごに

ここまで見て頂きありがとうございます。間違い等ありましたらコメントにお願いします。


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