お盆、室町期の先祖、浮上
古来から、この日本では、ご先祖様を供養、お祀りし、御加護を願うという祖霊信仰が大切にされてきました。
この風習は今更取り立ててお話をする必要もないほどに、個々の信仰心に関係なく、我々の生活のなかに自然と溶け込んでいます。
ただ、世界的に見てもこのような祖霊信仰は限られた地域、場所にしか見られないようで
まさにこの祖霊信仰こそ、日本という極東の小さい島国が、唯一無二の特殊性をもってこの世界の中で発展してきた、霊的根幹と言えるかもしれません。
特に、このお盆の時期は黄泉の国からご先祖様がこの世に帰って来る期間とされ、各地でそれを伴ったお祭りや民間儀礼が行われていたり、各個人が生まれ育った故郷に帰り、お墓参りをされるという方も多いと思います。
私はお盆に関係なくご先祖様との交歓の時間はほぼ毎日取っているのですが(笑)それでも、このお盆の時期は特別先祖との距離が近くなっている、と霊的な実感を得ています。
これまでもお話をさせていただきましたように、霊的世界のルールとしてご先祖さまは「子孫を助ける」ことが仕事であり、喜びです。{それこそがより自由な存在(如来や菩薩、神と呼ばれる存在)と進化することに繋がるため}
だから、我々は本来お願いごとは基本的には神社ではなく、連綿と受け継がれてきた父方、母方のご先祖様に捧げるものなのです。(そのご先祖さまの中で、子孫の中で特定の人を助ける存在を守護霊といいいます。)
言うなれば、此のお盆の期間は、一定の隔たりがある霊的世界との距離が近づき、我々の祈りが守護霊達に通りやすいというポジティブな意味合いがあります。
ですから、此のお盆の時期にはあらためて、自分の願いを、そして日々お守りいただいていることの感謝を、守護霊達に伝えるべき大切な期間とも言えます。
ただ、霊的世界が近づくことで、ときに悲しい因果因縁をお持ちのご先祖様を霊的に癒やす必要に迫られることもあります。
昨日も、因果因縁をお持ちのご先祖様の霊が浮上してきました。
個人的には特に珍しいことではなく、ご先祖様の因縁を癒やすことは自らの運気UPにもつながるため(報われなかった先祖が守護霊団の仲間入りをすることがあるが故)お盆にふさわしいと、さっそく霊査してみることにしてみました。
今回は直感的に霊感の一つでもある自動書記も用いてみることにしてみました。
自動書記に描かれたのは、水軍(武士)で室町期の方のようです。
左目から涙を流しており、霊的体感からも感じた父方の骨肉に関する因縁を符合します。なにか年上の女性に関わる、激しい悔しさのようなものを感じます。
これらはすべてわたしの肉体を通し、痛切に感じられます。
わたくしの得意な霊感として、霊的存在のメッセージを細かく肉体を通し受取ると同時にヒーリングを行います。
存在によってはそれで癒やし切ることも十分できるのですが、今回はそう上手くいかず、なんとなく直感で神仏の力も必要なのでは、、、と思案した瞬間
再び、強めの、自動書記の衝動がかかってまいりました。
続きます。