刀剣に宿る靈威と奉納について、そして新たな企画
刀剣に宿る靈威にはいくつかタイプがあります。
その前にまず、タイプ分けが出来るのは、
ある程度以上の濃さでエネルギーが宿っているのが前提ではあります。
ある程度以上の濃さで宿っていないと、私は対話もできませんし、
エネルギー的な特性も少なくとも私には感じられません。
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さて、タイプ分けについてですが、
今のところ大きく3つに分けられます。
①神仏(神道や仏教に限らず特定のエネルギー的な存在)のエネルギーが宿っているタイプ
②刀剣が同席している場において、宿っているエネルギーによって特定の働きが現れるタイプ
③特定の神仏ではなく、刀剣の御靈がメインで宿っていて、持ち主を守る等のオーソドックスな働きが現れるタイプ
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【神仏(神道や仏教に限らず特定のエネルギー的な存在)のエネルギーが宿っているタイプ】
神仏あるいは特定のエネルギーの依代として働き、そのエネルギーをこの世界に存在させることそのものが役割となっている刀剣です。
その結果として何らかの現象と結びつくことはありますが、存在そのものが役割の本質であって、現象の内容は様々です。
【刀剣が同席している場において、宿っているエネルギーによって特定の働きが現れるタイプ】
御靈入れで特定の神仏のエネルギーが関わることはありますが、メインの役割は"特定の働きを現す"ことです。
【特定の神仏の依代ではなく、刀剣の御靈がメインで宿っていて、持ち主を守る等のオーソドックスな働きが現れるタイプ】
一言で刀剣の御靈と言っても、性質や役割は様々です。
さらに言えば、①と②に分類できないもの全般がこの③となりますので、性質はかなり幅広いです。
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先日、刀剣奉納プロジェクトを始めるという記事を書きました。
が、出だしから全く進まず、その原因を考えていました。
奉納先を再検討すべきなのか?
そもそも奉納ではなく違う方法を考えるべきなのか?
などなど色々考えていました。
そうしているうちに、はたと気づいたのです。
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刀剣に宿る靈威のタイプによって、適切な活用法は異なります。
上記の分類の③は主に個人所有向きです。
ただし、個人が願主となって奉納するのは良いと思います。
なので、私が奉納するとすれば①か②の刀剣になります。
そもそも奉納は一般的には、何か祈りを籠めて奉納したり、信仰心の表れであったり、祈願のためであったりします。
そういう意味では、刀剣に宿る靈威の役割が果たされるようにという目的で奉納すること自体、あまり一般的ではなく、一般的でないということは、色々と新しく考えるべきことがあるということです。
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刀剣に宿る靈威の役割が果たされるという意味では、①の刀剣に関しては、縁のある神社仏閣等に奉納して、適切な場に納まれば役割を果たし得ると思います。
問題は②の場合です。
奉納先にただ納めただけでは、その刀剣の役割は果たされないのです。
その刀剣の役割である現象を起こしてこそその天命が果たされるのですが、その現象を起こすためには、人との関わりが重要です。
つまり、納めただけでは役割が果たされず、納めた後でその刀剣が役割を果たし、それが多くの人々に資するような枠組みを作る必要があるのです。
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例えば神社に刀剣を奉納した場合、宮司さんがその刀剣の力が働く仕組みを理解してくれて積極的に活用してくれる場合、その刀剣の役割は果たされます。
しかし現実的に考えると、奉納というのはそもそも奉納する側の意思でするもので、受け取る側は受け入れるというのが基本であり、その受け入れ側の方に対して「この刀剣をこのように活用してください」というのは要求するものではないのかなと思います。
もちろん、奉納先が進んでそれをしたいと思ってくれているのなら良いですが、だとしても1か所での活用では活かされる機会はある程度限られてくるのかなと感じました。
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そう考えた時、奉納ではなく、刀剣の力を活かしていく新たな企画が浮かんで来ました。
それは、刀剣の貸し出し事業です。
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貸し出しと言っても、レンタカーのように取りに来て頂いて貸し出し期間が終わったら返しに来て頂くというような感じではありません。
今回の貸し出し事業で想定している貸し出し先は刀剣の扱いに慣れていない方々ということもありますし、また刀剣の扱いに慣れている方々であっても刀剣のエネルギー面の話は専門外だと思いますので、私が同伴いたします。
例えるなら、刀剣がプロのミュージシャンで、
私が芸能プロダクション兼マネージャーのようなイメージです。
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分かりやすく、ここからは具体的な実例で書いていきます。
先日奉納プロジェクトを始めようとしていたのが
太刀【縁(ゆかり)】です。
この太刀に宿っている靈威の影響は、その名の通り縁に現れます。
厳密には少し違うのですが、ものすごく分かりやすく言えば縁結びのような感じです。
厳密にはどう違うのかと言うと、例えばこの太刀を持って行って何かをしたから縁が結ばれるというわけではないのです。
ではどう言うことかというと・・・
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この太刀と共にどこかへ行った。
太刀【縁】が同席しているその"場"で、ものすごく縁を感じる出逢いがあったり、縁に動かされているのを感じる現象に遭遇する。
その出逢いや現象は、太刀【縁】が動くより以前から決まっていたことだったり、流れができていることや積み重ねのあったことで、論理的に考えれば太刀【縁】がその場に同席していなくても、その出逢いや現象は現実に起きていたと考えられる。
けれども、シンプルな経験則として、太刀【縁】が同席している場で、とても大きな御縁の力にいつも遭遇する。
それは過去から今へ、今から未来へという時間の流れとは別な、そしてロジカルな因果関係を超えた大きな時空の連なりの中で、太刀【縁】が同席する場では大きな御縁の力にいつも遭遇するという一つの仕組みと捉えることができる。
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その仕組みを多くの人々に享受して頂く方法として考えたのが、この刀剣貸し出し事業なのです。
内容は応相談なのですが、例えば分かりやすいところでお見合いパーティーが企画されたとします。
そこに太刀【縁】が同席することで(マネージャーとして私も同席)、この太刀の役割は果たされます。
発動条件は「同席」なので、太刀は皆さんからは見えていなくても問題ありませんし、逆に企画の中に入れるのであれば皆さんに見て頂くことも出来ます。
また、同席という発動条件は、効果が及ぶ範囲を表してもいます。
この太刀が存在していればどこでも効果が及ぶというのであれば、国内にあれば日本中に効果が及ぶことになりますが、さすがにそこまで広く作用はしません。
もうちょっと範囲を狭めて建物内とかでもまだ広過ぎます。
物理的空間や距離の話ではないのですが、あくまでも「同席」と呼べる範囲感です。
なので、会場の面積は別に広くても問題なく、「このイベントに来てもらいたいです」とか、「この事業の中で同席してほしいです」というのは可能です。
そういう意味では貸し出し事業というより派遣事業に近いかもしれません。
パッと思い浮かんだのでとりあえずお見合いパーティーと書いてみましたが、ビジネスマッチングや御縁が重要視される内容であれば何でも合致すると思います。
もっと言えば、どんな事業でもイベントでも企画でも御縁は介在するものなので、必要性を感じて頂けるのであれば普通のビジネスミーティングに同席するなど、本質的にはあらゆるところに活かせる可能性があります。
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そのようなわけで、この太刀【縁(ゆかり)】を貸し出してほしいという方を募集いたします。
貸し出しの可否や、どのような状況で活用すると効果的か等は、ミーティングしてご要望を伺いながらお伝えいたします。
貸し出し費用については内容を伺って応相談というところですが、少なくともマネージャーとして同伴する私の交通費や出張中の諸経費(食事代や宿泊が必要な日程であれば宿泊費など)は御負担頂きます。
hidehira.kn@gmail.com
お申し込みやお問い合わせは下記メールアドレスまでお願いいたします。