私は波

今日、カマキリさんがお亡くなりになっているのを見かけました。

その亡骸を見た時に、ふとその亡骸が自分であるように感じられました。

自分が朽ち果てていくように。

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今朝、ふと目にした記事に、感謝の重要性が書いてありました。

感謝の重要性自体はよく聞く話でもありますが、
今朝は妙に自分に入ってくる話だったので感謝について改めて考えてみようと思いました。

神仏への感謝だったり、この世界への感謝だったり、人への感謝だったりが浮かんで来ました。

しかし、感謝はしていても、例えば言ったことをすぐに反故にする人など引っかかりも同時に感じる相手もいたりして、スムーズには感謝できないこともありました。

たまたま今日はというわけではなく、いつものことなのですが。

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カマキリさんの亡骸が自分であるように感じられた時、ただ単に感情移入したわけではなく、実際自分自身も今際の際のように感じられました。

そしてその時、上記の引っ掛かりのある感謝の、その引っ掛かりが消えました。

今際の際となると、何か意識が変わるんですね。

もう後は無いのだから、また約束を破られるだろうとかそんな不安は必要無くなって、今できる感謝をしようみたいな氣持ちになるのでしょうか。

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万物は波です。

私もまた波です。

より東に行くということは
結局はより西に行くことにもなります。

なので、死を間近に感じると、
結局は今まで以上に生にコミットすることになるようです。




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