見出し画像

【ベルチャー:予選14位】第21期モダン神挑戦者決定戦レポート

先日開催された第21期モダン神挑戦者決定戦にて使用したベルチャーについての記事となります。
デッキリスト、戦績、採用理由、最近のトレンドから環境考察まで、次またモダン大会出るときに参考にするための忘備録になります。

ベルチャーの動かし方や基礎知識についてはこちらの細川さんの記事を読めば完全に理解できると思います。

デッキリスト

戦績

4/5Cヴァラクート ○✕○

1本目、ベルチャー置いてドーン!
2本目、白力戦貼られて対策考えてなくて爆散。
3本目、相手ダブマリから白力戦3枚貼ってきて一瞬焦りましたが、昇天ループから活性の力を連打して焼き切るプランで勝ち。

4/5Cヴァラクート ✕✕

今回準優勝の寺澤さん対面。
1本目、差し戻しの入ったコントロールチックな構築で、ベルチャー構えて攻めましたが、もう少し考えて回せばワンチャンありましたねこれは…
2本目、否認も入ってきて本格的にコントロールに。土地6でスケシ打たれて18点で死にましたがこの動きできないらしいです。まあ後1ターンあっても勝ててなかったと思うので完敗です。

ジャンドゴブリン ○○

妨害の少ないコンボデッキ相手はかなり得意です。
特殊地形は多いですが、赤いカードがほとんどなので月はあまり刺さらないです。
が、速度は確実にこちらの方が上なので相性差です。

4C独創力 ○✕○

1本目はベルチャードーン!
2本目はピアスがうまい具合に刺さって死。
3本目はアイレンクラッグの妙技から爆速で叩きつけて勝ちです。

アゾリウスハンマー ✕○○

1本目は青パクト構えてベルチャーを置くも大田原でバウンスが間に合ってしまい、相手のカルドラに殴り切られてしまいました。
2本目は相手がテフェリーを置かなかったことで赤ミラクルで手札作って勝ち。
3本目はここまで魅せてなかった後手2tで加速→月でハメて引いてきたベルチャー叩きつけて勝ち。

ディミーアLO ○○

LO!?生きていたのか!?
相性は良い方なのでポンポンと勝ってしまいましたが、ここで倒してしまうには惜しいです。
カスクラにだけ負けてしまったようなので、今かなりアツいと思われます。

ヨーグモスコード ○○

妨害も少なく、アイレンクラッグから7マナドーンすれば良いのでかなり有利です。
ハンデスも2回撃たれたらキツイですが、そこまで多く入っているわけでは無いので余裕を持って倒せます。
このデッキも今結構アツいデッキで、6-2ラインにも1人は居ました。

4C独創力 ○✕✕

この日優勝した西林さん対面。
1本目はベルチャー通して勝ち。
2本目、月で遅延するもベルチャーに独創力を撃たれ月の大魔術師に。そのままアルコンが止まらず負け。
3本目、かなーーーーり勝ちそうな盤面で手札が加速×2青パクトベルチャーで土地4。そのままベルチャー置いてほぼ勝ちと思っていましたが、プリコマ+ピアスでベルチャーを破壊され、そのまま独創力まで行かれて負け。
加速×2を使って土地2浮かせていればピアスケア込みで勝っていましたが、前のターンに構えてこなかったこと等から持っていない読みで突っ込みましたが完全に外れました。
正直残しておく理由もなかったので使って良かったですが、ピアスケアという考えに至らず、使う理由を見つけられなかった自分の落ち度です。
まだまだ強くなれる。

メイン月について

今の環境は4/5Cが多いと見て、メインから月を採用しています。
生物の方にしてあるのはサイドから入ってくる活性の力などで破壊されないようにするためと、相手が月ケアで除去を残してくることでベルチャーへの耐性を下げさせるためです。
こちらはフィニッシャーの角度を調整できるのに対して、相手はフィニッシャーへの対処を多角的に求められます。
このことから、メイン月の大魔術師を採用し、メイン戦で見えなかった場合はサイドから増量、メインで見せた場合はサイドアウトし相手に合わせたサイドボードをするなど、相手の考えの裏をかくことが可能です。

サイド昇天について

細川さんのリストではメインでしたが、今ではサイドです。
理由は当時環境ではメインにカーンが入っていることがあり、ベルチャーが止まったり、ハンマーが流行っている中でメインから真髄の針を刺されたりなど、ベルチャーのみでは刺しきれない場合があったからです。が、現在環境ではそういったカードの採用はほとんど無いため、メインの動きを阻害しないように昇天はサイドアウトしてあります。
サイドに昇天が必要な理由はループでしか倒せない場合があるからです。
例えば白力戦を3枚以上貼られた場合、活性の力が2枚必要になります。
昇天があれば100枚あろうが関係なく倒せるため、関係ありません。

環境考察と使用理由

最近の環境は以下のような感じです。

2色デッキが減り、4~5色デッキが増えてきています。
土地も特殊地形が強いため、月が難なく採用できる赤系のデッキが良いと考えました。
また、全体的にコンボ寄りの遅い環境で、カウンターを採用したデッキも大幅減。速いコンボが刺さる環境であると考えました。
そこから、ベルチャーに目をつけ、早いターンから月を置いたりベルチャーぶち込んで勝つプランを目指しました。
練習が少なくてもプランさえ組み立てられれば動きを通すだけの簡単なデッキなので、こういう激変してきている環境にもおすすめです。

また、サイドボード後でも、刺さる置物が少ないのも追い風です。
ましてや、メインから刺さるようなカーンのようなカードも採用が無く、全体的に見ればやや追い風かなと感じました。

以上の点から、「まあBEST8に入るくらいなら行けるやろ。ワンチャン優勝までブチ抜かんかなw」とか考えて使用。
このゲームで勝つやつは実力のあるやつの中でもその日一番運のいいやつなので実力絡みにくいコンボデッキで運だけブッパが板だと思ったのもあります。

振り返り

負けた相手が二人揃ってツートップということはそこさえ勝てる腕があれば優勝も狙えそうなのでまだまだ伸び代しかないですね。
細かい選択ミスや後悔も多く、後になって気づいたということはちゃんと練習すれば対戦中にも気づけるはずです。
得るものが多い一日だったと思いますが、自身の実力の無さを非常に悔やんでいます。
またそこそこ勝ったらNote書くのでそれまでまた冬眠。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?