【ゲーム初見感想】FINAL FANTASY IV(ピクセルリマスター版) その①
FF6に続いてプレイしていくのはFF4です! 昔のFFばっかりやってる!!
主人公・セシルはバロンという大国の飛空艇団「赤い翼」の隊長を務めているが、最近の王からの命令にだいぶ懐疑的。異議を唱えただけで、FF4開始3分で隊長を解任させられてしまうというスピード感。速すぎる。
そんなセシルですが、一人称が「僕」というところが個人的クリティカルポイントです。根が圧倒的善人なんだと思います。それなのに、王からの命令で暗黒剣を極める「暗黒騎士」になっているというギャップ。
王の命でミシディア(チョコボレーシングで聞いたことある!)(セッツァーがうさぎ出してた!(?))にあった水のクリスタルを奪う形となってしまったセシル。クリスタルを集めて王は何をするつもりなのかはまだ分からない。
そしてセシルに与えられた次の命は、ボムの指輪をミストという村に持っていくこと……だったが、このボムの指輪はミストを焼き払うための指輪だった。FF4、初っ端からセシルのメンタルがどんどん大変な事になっていく!!!!
セシルが心まで暗黒に染まっていたならまだ彼は楽だったのかもしれない。というか王はそれを狙ってセシルを暗黒騎士にした可能性、ある?
ところでなんですが……
バトル2の曲と言えばマリオRPGのクリスタラー戦!! マリオRPG、原作もリメイク版もどっちもプレイしたぐらい好きなゲームで、この曲もマリオRPGで知りました。今思えばスクウェアと任天堂が一緒にマリオのゲーム作って、何故『FF4の曲を使おう』となったのか。
でもこの曲本当に大好きです。
(全然関係ないけどマリオRPGのサントラ出ないかなあ……)
話は戻り、その後もセシルの受難は続くが、完全にバロンと決別したことでミストに住んでいた召喚士の少女リディアちゃん(かわいい)と行動を共にする。
悪の国から追われることになる主人公っていうのはRPGあるあるですが、こんな受難なかなかなくない?
しかも生死不明(死亡?)という扱いになったセシルを追いかけてきてくれたローザがとある病に倒れてしまうしで、セシルのメンタルは本当に大丈夫なんだろうか……。
意外と大丈夫かもしれない!!!
いろいろあって仲間になった賢者テラと3人旅。
ピクセルリマスターというくくりなのでウインドウはだいたいFF6と同じですが、魔法のエフェクトが違っていたり、そもそも出てくる魔法がFF6と違っていたりして、FF6と同じ感覚でプレイするのは難しそう。アスピルでMPがそんなに吸えない……! アイテムで回復できる量がわからない……!!(例えばポーションの説明が「HPが回復する」なので、どれくらい回復できるか使ってみないと分からない)
ダムシアンという国にやってきた一行。そこではバロンの赤い翼が火のクリスタルを奪っていったばかりであった。セシルたちの目の前でダムシアンが爆撃されていく怖さ。セシルはミシディアに対してこれをやった側というのもしんどいだろうな……
ダムシアンの王子ギルバートに助けてもらいつつ、ローザの病気を治すことができたセシルたち。やっと一筋の光が見えた……と思えば……
3つ目のクリスタルを守らなければと、モンク僧であるヤンと一緒に風のクリスタルを持つファブールにやってきたセシルたちだったが、セシルの友人であり、一緒にバロンを抜けようと約束していたカインが急に襲ってきた。何!? 許してはおけなくない!?
更に黒幕であるゴルベーザまでもやってきて、クリスタルだけではなくローザまでさらわれてしまったのであった。セシルの受難、続くってコト……!?
ローザを助け出すためにも、ゴルベーザに対抗するしかない。ファブールから船を出してくれるという話になった……のはいいが。
船は途中でリヴァイアサンに襲われ、セシルは海に落ち、一人で流れ着いた先はあのミシディア。当然セシルに良い感情を持たない住民たちの手によって毒を盛られたりカエルにされたりブタにされたり。暗黒騎士だから全ての受難を背負ってます、ぐらいじゃないとあまりにしんどくないですか!!!
毒を盛られたのは、住民が出してきた飲み物をセシルが飲んでしまったからなのですが……疑っていなかったとなると、いくら暗黒剣を使おうがやっぱり心は善であって光なんでしょうね。盛られているのを分かって飲んだかもしれませんが、それはそれで自分に対する罰だと分かっていそうなので……。
双子の魔道士パロム(黒魔道士・口が悪い・でも良い子)とポロム(白魔道士・礼儀正しい・やっぱり良い子)と一緒に、セシルは試練の山へ。
セシルの悲痛な台詞。性格を考えると圧倒的に向いてなさそうだもんな、暗黒騎士……。
頂上にやってきた一行の前に現れたのは、ゴルベーザ四天王の一人・スカルミリョーネ。アンデッド系の敵をひっさげてきます……が、パロムとポロムのプチメテオ・プチフレアがすごく強くてあんまり苦戦しませんでした。プチなのに強い……!! 将来有望……!!
スカルミリョーネを退けたセシルたちは、いよいよ目的地へ。
我が息子と呼ぶ謎の存在から、セシルは聖騎士・パラディンの力を授かる。そういやセシルって孤児だったみたいですね……。
あのステータス画面のごつい兜の中から銀髪のイケメンが出てきて大変に良かったです!!! 暗黒剣を極めさせて顔を隠させるバロン王、センスない説。
メテオと言えばFF6で連発していた……ではなくて、FF4の世界においては封印されていた伝説の魔法。使えるようになるの!? とびっくりしたけど、現時点ではテラの最大MPが90から上がらず、メテオの消費MPは99なので、そういう意味でまだ使えませんでした。
そしてセシルが授かった剣には、ミシディアに伝わる言い伝えと同じ事が書いてあった。
闇と光ってところがなかなか引っかかりますが、ミシディアの民はこの言い伝えのために祈れと代々言われているとか。祈りはミシディアの民に任せて、セシルたちはいよいよバロンへ。
こうやってバロンの人たちの話を聞くと、セシルは本当にずっと顔を隠していたんだなというのがわかりますね。セシルに近しい人たちだけが素顔を知っていたような、そんな感じでしょうか。
色々ありましたが、パラディンになれたことですし前向きに行きましょう!!!
その②に続きます!
9/3追記:その②はこちら↓