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常滑焼でオリジナル植木鉢を作りました~地域の伝統文化×SDGsの取り組み~


memorytree保育園では、地域の伝統文化やそれぞれの地域の特色を生かした活動を日々の保育に取り入れています。
その活動の一つとして、日本有数の焼き物の町といわれる愛知県常滑市にある“memorytree飛香台保育園”では毎年『常滑焼』に触れる活動を行っています。

2022年度は、常滑市で子ども達に向けて常滑焼の制作指導などをされている方と交流を行い、そのなかで、
・焼き物を作る工程で一定数割れてしまう物が出る
・割れた陶器の破片がたくさん出て困っている
・植木鉢本体にもヒビがあり売り物にもならないものがある 
というお話を聞きました。

そこで、memorytree飛香台保育園では、ヒビがはいってしまい売り物にならない植木鉢を何かに使えないかと考え、“世界に一つだけのオリジナルの植木鉢”を作りました。

ヒビのある植木鉢は常滑市の焼き物屋さんから安く提供していただきました。
植木鉢の上から陶器の破片を接着剤で接着し、周りには白いセメントを入れ
固めました。

本来なら破棄されてしまう植木鉢がすてきに生まれ変わりました。

出来上がった植木鉢は、2022年度末に卒園を迎えた2歳児クラスの子ども達の手から、当時在園中の1歳児さん0歳児さんたちへプレゼントしました。
2023年6月現在、受け継いだ植木鉢にお花の苗を植え、子ども達が大切に育てています。
指導員さん、焼き物屋さん、ご協力いただいた皆様、
ありがとうございました。

”日本の伝統文化を知り体験する”を大切に考え、地域の伝統文化に親しむ機会をこれからも設けていきたいと思います。

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