モヒートに沈む(小生おじさん選手権)
小生と5点ラジオの出会いはまだ蝉の声が木々に木霊しているある夏の日の夕方であった。
その日、学生時代以来久しぶりに京都を訪れた。町並みはあの頃のままなので迷うことなく京都四条通からひとつ東の木屋町通りの喧騒を抜けて、涼やかな高瀬川を横目に小生はCOACHのビジネスバッグを片手にジャケットを肩に掛けて歩く。
三条通りとの交差点の少し先の地下にその店はあった。その店は高瀬川に面していて地下1階のテラス席がちょうど川の水面の少し上に位置していて春には桜を見ながらお酒が飲める隠れ