わが子を幸せにする方法とは
オンラインイベント「思い込みジェンダー論と子育て~明日からの私をもっと自由に~」が終わりました。
はぁ~~~💕良い時間でした。あっという間の2時間。チャット欄には、時間内では読み切れない膨大なコメントが書き込まれ、保育士おとーちゃん・須賀さんのご厚意によりボーナスタイム30分(延長)まで頂いて、できる限りの声にお答えする、という盛況ぶりでした。ここに、終わったばかりの今のこの気持ちを、さわりだけ少し書き残させて下さい。
幸せのロールモデルは身近な大人である
「子供を幸せにする方法は『親が幸せになること』です」須賀さんがきっぱりとおっしゃいました。「お金持ちになる方法は分からない、っていうか、それはボクが教えて欲しいぐらいだけど(笑)、でも、幸せになる方法はこれです」と、優しい口調でにっこり。
確かに、子供は、身近な大人を見て育ちます。その大人が幸せになることこそが、わが子を幸せにする方法である、というのは非常に頷ける話です。
とはいえ、子供を育てていると「自分が幸せになる」という感覚がマヒしてしまうのか、具体的にどうするのかが私はピンと来ていませんでした。幸せになるってなんでしたっけ?子供の幸せが親の幸せって思っていたけど?
この講義の最中に「子育ては自己犠牲の連続だと思ってしまっていた(でも、そうではないのですね)」とチャット欄に書き込んで下さった参加者さんがいらっしゃいましたが、そこにこそジェンダーバイアスの作り出して来たものがありました。子の幸せは、親の自己犠牲の上に成り立つという思い込み。
須賀さんはおっしゃいます。「自己犠牲を自己実現という形に変えて行くのです」と。
なりたい自分に近づくことが幸せ。自分が子供のころは当たり前のようにそれを追い求めていたはずなのに、いざ親になると、自分のことが見えなくなってしまうんだよなぁ~と、お話を聞きながら何度も頷く私でした。
「自己実現」と聞くと、なんだかたいそうなイメージですけど、例えば「今日はお母さんが麻婆豆腐が食べたいから、夕ご飯は麻婆豆腐なのよ♪」と自分の心の声に素直に反応すること、それもまた自己実現の第一歩だったりするのだと。須賀さんのお話は、ふわっと私たちの心にしみこんで、しばられた自分の心の中の様々な思い込みを溶かして行くようでした。
たくさんのコメントを下さった参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
明日からの皆さんが、もっと自由でありますように。