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2024年 秋のトマム旅行 (1日目の後半)
はじめに
9月29日(日)と30日(月)に行ってきました北海道旅行の続きです。
今回は、1日目の後半を記します。
1日目の前半はこちらをご覧ください。
1.リゾナーレトマムへ
中札内村の美術村から幸福駅に寄って、道東自動車道を千歳方向に戻ります。向かう先は、トマムです。いつもと同じようにリゾナーレトマムに予約をしました。一泊だけなのが残念ですが…。
トマムI.C.で自動車道を降りて、星野リゾートの看板を見ながら敷地へと入っていきます。ザ・タワー下の駐車場で菓子の袋や飲みかけの水筒を片付けてから林の道を上がるのも、いつものパターンです。
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今回は、妻に運転を代わってもらい、リゾナーレのエントランスまでの道をスマホで撮ってみました。手振れが落ち着かなくて、申し訳ありません。
2.旅行者が見送る旅立ち
妻に車を駐車場へ置きにいってもらい、その間にフロントでチェックインをしました。応対して下さった方とは、以前の宿泊でもお世話になっており、私達夫婦のことを覚えていて下さいました。
そして、同じ星野リゾートの温泉宿泊施設である「界」への異動が決まっていると教えて下さり、私達の次の宿泊予定であるスキーシーズンにはトマムにはいないとのことでした。
私達としては残念ですが、最後にお会いできて良かったと思いました。
ホテルは到着と出発の場でありますが、旅行者である私達が、スタッフの方々の旅立ちを見送ることができるのは、何よりも幸せなことだと考えてます。
3.スキーヤーズスイート
渡してもらったルームキーは2724号室のものでした。今回は残念ながらデザインスイートツインの部屋をとることはできませんでした。28-から始まる階の一つ下の部屋です。
でも妻は、「それ(デザインスイートがとれない)なら、ここがいいんじゃない?」と、転んでもただでは起きない を地でいくような部屋選択をしてくれました。そうくるかと、予約する時には正直びっくりしました。
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2724号室は、スキーヤーズスイートという、リゾナーレで一部屋だけのスキーに特化した部屋です。今年3月に宿泊した2824号室と同じようにゲレンデサイドに窓が向いていますので、迫力の銀世界が目の前に迫ってくる(※但し ウィンターシーズンに限る)部屋のはずです。
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ゲレンデサイドの部屋の景色については、今年3月の報告で少し記しています。もしも興味がありましたら、読んで下さると嬉しいです。
前置きが長くなりましたが…部屋はこんな感じでした。
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ロッジを思わせる、落ち着いた色調です。
L字型のゆったりしたソファーと、大小がペアになった丸テーブルはデザインスイートツインと共通していると思います。リビング窓際の小さなテーブルとイスは少し低めで、景色を眺めながら書き物をするというよりかは、ゆっくり語り明かすのに向いていると思いました。
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性分なのか、リフトに座ると緊張感が走って背筋が伸び、とてもくつろぐ感じにはなりません。でも、それがスキーヤーのためのスイートルームの所以なのかもしれません。背もたれに置いてあった白いクッションは気持ちよかったです!
あと、ミニバーがないのはちょっと不満でしたが、戸棚の上に可愛らしいスキーのオブジェが飾ってありました。
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4.部屋の写真に関する考察
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リビングの壁を覆う雪山の写真がトマム山側のゲレンデだということは、すぐにわかります。ただ、いつ頃のトマムを写したのかを考えていたら…寝室に行った妻が私を呼びに来ました。
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ベッドルームにも大きな写真が飾られていました。これは、事前のリサーチでは得ていなかったことなのでびっくりしました。霧氷テラスから映したトマム全景であるのはわかります。でも、こちらもいつ頃のトマムの写真かはわかりませんでした。
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帰宅後に、手持ちの写真で似たアングルのものを探しました。
おそらくリビングの写真はザ・タワーから撮影したと思うので少しアングルが違いますが、私の手元の写真を右側に並べて比べて見ました。
結論として、私には違いを見つけることができませんでした。特に、クラブメッド・北海道 トマムのKITAMI棟らしきものも見えるので、比較的新しい撮影なのかなと(個人の推測では)考えています。
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こちらは、ほぼ同じアングルの写真を私も保存していました。
今年の2月に撮影したものですが、私の写真にはしっかり写っている手すりが、ベッドルームの写真にはみられません。霧氷(雲海)テラスが改修された2021年より前に撮影されたのだと思います。この部屋がリニューアルしたのも2021年12月ですので。
ただ、こちらもクラブメッドの建物群もしっかりみられますので、おそらくはそれほど古くないと思います。
いずれにしても、レトロなスキー板やリフトチェアと相まって、「昔のトマムはどんなだったのだろうか」と、思いを馳せるには十分すぎる演出だと感じてます。以前の投稿にも記しましたが、私にとってトマムは、学生時代の憧れであり、手を伸ばすことも許されない高根の花でした。
この歳になって何度もトマムに行けるようになるまで、この地はどんなだったのだろうかと、50年ぶりに再会した初恋の人に会うような気持ちで写真を見比べておりました。
5.夕食
この部屋のスペシャルな設備としては、スキーブーツを乾かすウォーマーと木製のベンチが玄関にありました。
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滑った後は新聞紙を詰めてブーツを乾かしている私達としては、ブーツウォーマーは、ありがたい設備かもしれません。それ以上にベンチは、部屋でスキーの支度をするためになくてはならないものなので、できればどの部屋にも置いてほしいなと思いました。リゾナーレトマムは、スキーイン・スキーアウトが売りのホテルなのですから。
あと、板のメンテナンス台があれば完璧なのですが、部屋の中でワックスの剥離をされたらたまったものでないという事情があるのかもしれません。
ちなみに、ウィンターシーズンではスキーヤーズスイート宿泊の特典として、エリア内にあるフルマークスのショップでのワックスがけが無料で依頼できるそうです。
スキーヤーのための部屋でテンションが上がったためか、お腹がすきました。また、いつもの通り、ホテルを出て坂を下ってホタルストリートに向いました。
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cafe&bar つきの へ行きました。今回は18時前に行って、しっかりハンバーガーを注文しました。
ただ、"すばらしいチーズハンバーガー"は扱っていないとのことで、ベーコンレタスバーガーを頂きました。こちらも食べ応え十分で、とてもジューシーでした。
ボリュームもあったので妻が食べるのに苦労しており、手が大変なことになってました。ペーパータオルを余分に取りに、カウンターへ行ったところ、ハンバーガーを包みながら食べる紙がそこにあることに気づき、妻に渡したのですが、もう遅かったようです。
次からは気を付けます。
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つきの の秋の定番であるポテサラジェラートは、今年も提供されていました。手前のアフォガード風ソフトは、ミルクブリューコーヒー同様に"宮の森アルケミストコーヒー"が手掛けた豆をパウダー状にかけたソフトクリームのようです。香りが豊かで、苦味はそれほどではなく、ちょっと大人っぽいソフトクリームという感じでした。
グリーンシーズンを通して開催されているトマムソフトクリームラリー2024の対象なのですが、肝心のスタンプ台紙を自宅に忘れてしまい、一泊二日で3個を食べるのも無理だったので、あえなく断念しました。
おわりに
そんな感じで、中札内で美術に親しみ、トマムで銀世界に思いを馳せて、しっかり食べた一日になりました。美術村では六花亭にちなんだ商品を買うことはなかったのですが、翌日にカンパーナへ行きますので、そこで土産などを買う予定です。