うちの旦那はリモートワーク12
昔むかしの話だが、旦那と私の出会いは「合コンのメンバーが足りないから代わりに来てくれない?」という親友からの電話で始まったのだ。当時私は19歳、あまり気が進まないが断り切れず参加した。今でいう昭和レトロ?の喫茶店、ちょうど隣に座ったのがナントうちの旦那だった。もしもあの時、行かなければ絶対に出会わない2人なのだ。何しろ接点がまったくない! この電話のおかげで、こんな私でも家族を持つ事が出来た。空っぽで母の人生を生きていた私は泣いたり怒ったり、時には倒れたりしながらも、無我夢中で立ち向かいながら少しづつ強くなっていった。それというのも子供達のおかげ。私と旦那が育ててもらったといっても過言ではない、子供達はたくましく可愛く、何より大切な存在になっていった。前回のパチンコ事件にはおまけがあって、誰も信じられなくなった私は天理教にハマってしまう!宗教は教祖様がいて何でも決めてくれるから、当時の私には都合が良かった。2年ほど毎日通い振り回されて娘の進学の相談をしたら「高校には行く必要がない。道場に預けなさい」と言われ、「それだけは絶対に嫌だと思ったのだ」そこでハッと目が覚めた!! 私の中には2人の私がいた「お前の決めた事はすべて間違いだ!」という懲罰的な私が心を支配していたが、自我の私も存在していた。ちっこいが。ここからは、こいつが段々大きくなっていく事になる。
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