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夫婦の会話

心理学を学ぶ動機は旦那だった

旦那は不思議な生き物で「言葉とは要件を伝えるものだ」と言う。
どうりで会話が続かないはずだ。
私「言葉は相手とのコニュニケーション方法なんじゃないの?」
旦那「言葉は本当の事しか言っちゃいけないんだ」
あれ~正反対じゃん。みたいな感じ。話していると想像できない考え方が次々と出てくるのだ。私はそんな旦那の心理に興味を持ってしまった。

発達障害と共依存は意外と相性がいい

うちの旦那が凄いのは切り抜ける方法を考え、実践していたところだった。だから、いつも堂々としている。その姿は偽で、じつは頑丈な鎧をかぶり何十にもガードを固めていたのである。発達障害(自閉症スペクトラム障害)なので、子供の頃から違和感があったはず。こだわりが強くコミュ障の旦那は知識と目立ちたがりな性格で小中学校時代は切り抜けた。しかし高校になって急に浮いてしまった。お世辞とか謙遜とか嫌味とか、そういう微妙な部類の感情や言葉が全く理解できないのだ。その上、敏感な傷つきやすい心の持ち主だった。頭が良く活発でプライドも高い。その性格が故、自ら友達を避けていた。大学こそはとチャレンジしたが失敗し、今ではクールに構える事を心に誓ったそうだ。その後、私と出会った。

私ときたら反対で、オープンに心を開き一見話しやすい。簡単に言ってしまえばカメレオンのように、相手の性格を素早くキャッチし変幻自在に合わせてしまう。機能不全家族で育った私は、家族の中で自分を守るために子供の頃から培ったものだった。相手の心を読み演技をしているうちに、本当の自分が迷子になっていたのである・・・。

出会ってから35年、色々あってこの夫婦は正反対だと思っていたが、実は自分の偽り方が違うだけで、似た者同士であった事に気が付いたのだ。






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